よみタイ

寿木けい「土を編む日々」

第25回 八百屋の貸し

焼き竹の子 山椒の香り レシピ

材料

・竹の子(下茹でしたもの) 穂先の部分
・粉山椒 好きな量
・醤油 好きな量
・木の芽 好きな量

※竹の子の下茹で方法
先端を少し切り落とし、垂直に切り込みを入れる。こうすると、アクが抜けやすくなる。十分な深さのある鍋に入れて水を張り、米糠をひとつかみと鷹の爪を1〜2個加えて火にかける。1時間半〜2時間弱茹でる。途中で水が少なくなってきたら、そのつど足す。竹串を刺してすうっと通れば、火を止めてそのまま冷ます。

作り方

竹の子は皮をむき、穂先を6〜8等分に切り分ける。
粉山椒を醤油に散らして香りを移し、その間に焼き網を用意しておく。焼き網がなければ、トースターや魚焼きグリルを使う。
山椒醤油を、竹の子の大きさに合わせた皿や容器に入れる。竹の子の断面をちょんちょんと浸しては、網にのせて炙る。表面を乾かすような気持ちで、別の面を浸しては炙り、また別の面を浸して、を繰り返す。おいしそうな焼き色がついたらできあがり。木の芽をたっぷり散らす。

心がけ

・粉山椒は、スーパーのスパイスコーナーにたいていある。
・山椒醤油は刷毛はけで塗るのが上品だけれど、持っていなければ、上記の方法で。
・竹の子はまとめて下茹でしておくと便利。その場合、下茹での汁に浸けて冷蔵庫で保存すれば、4〜5日はもつ。姫皮はお吸い物に、根元は炊き込みご飯や煮物に。

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寿木けい

すずき・けい●富山県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社で雑誌の編集者として働きつつ、執筆活動をはじめる。出版社退社後、暮らしや女性の生き方に関する連載を持つ。
2010年からTwitterで「きょうの140字ごはん」(@140words_recipe)を発信。フォロワーは現時点で12万人以上。現在、東京都内で夫と二人の子どもと暮らす。
著書にロングセラー『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』、エッセイ集『閨と厨』、版を重ねている文庫版『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない』(河出書房新社)があり、いずれも話題となっている。

寿木けい公式サイト
https://www.keisuzuki.info/

砺波周平

となみ・しゅうへい●写真家。1979年仙台生まれ北海道育ち。
北里大学獣医畜産学部卒業。大学在学中から、写真家の細川剛氏に師事。
2007年東京都八王子市に東京事務所を置く傍ら、八ヶ岳南麓(長野県諏訪郡富士見町)に古い家を見つけ自分たちで改装し、妻と三人の娘、犬、猫と移り住む。
写真を志して以来、一貫して日々の暮らしを撮り続ける。現在、作品が「暮しの手帖」の扉に使用されている。東京都と長野、山梨に拠点を持ち活動中。

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