よみタイ

寿木けい「土を編む日々」

第21回 女と白菜

酸菜香菜(サンサイシャンサイ)鍋 レシピ

材料と作り方

酸菜(作りやすい量)

・白菜 2kg(1/2個)
・塩 60g(白菜の重量の3%)
・ミネラルウォーター、もしくは煮沸した水道水 500ml

作り方

白菜を粗めのせん切りにして、清潔なホーローやガラス、もしくは陶器などの密閉容器に入れる。塩を加えて、手でもみこむようにしてよくなじませる。このとき、本来は捨ててしまうお尻のヘタの部分も、きれいに洗って一緒に漬けておく(硬いので食べはしない)。
水を注ぎ、ふたをして、一番寒いところに置く。1日め、2日めはよく洗った手か箸でかき混ぜる。泡が出て発酵してきたら、かき混ぜずにそのままで。7日め以降が食べ頃。2週間を目安に食べきるようにする。
白菜の量が倍なら、すべての材料を倍に。半分なら、すべての材料を半分にする。

酸菜香菜鍋(3〜4人前)

・酸菜 好きなだけ
・豚薄切り肉 300〜400g
・ごま油 大さじ1
・塩、胡椒 少々
・水 適量

作り方

鍋にごま油を熱し、細切りにした豚薄切り肉を炒める。塩と胡椒で薄く味をつける。じゅうぶん火が通ったら、酸菜の汁気を絞らずに加える。そのままだと塩っぱいので、水で薄め、好みの塩気に調える。ふたをして20分煮込む。

香菜とねりごまのタルタル
香菜1束を粗みじんに刻んで、ねりごま大さじ1、ナンプラーもしくはしょっつる小さじ1、酢小さじ1とよく混ぜる。薬味としてお好みで加えて食べる。

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寿木けい

すずき・けい●富山県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社で雑誌の編集者として働きつつ、執筆活動をはじめる。出版社退社後、暮らしや女性の生き方に関する連載を持つ。
2010年からTwitterで「きょうの140字ごはん」(@140words_recipe)を発信。フォロワーは現時点で12万人以上。現在、東京都内で夫と二人の子どもと暮らす。
著書にロングセラー『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』、エッセイ集『閨と厨』、版を重ねている文庫版『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない』(河出書房新社)があり、いずれも話題となっている。

寿木けい公式サイト
https://www.keisuzuki.info/

砺波周平

となみ・しゅうへい●写真家。1979年仙台生まれ北海道育ち。
北里大学獣医畜産学部卒業。大学在学中から、写真家の細川剛氏に師事。
2007年東京都八王子市に東京事務所を置く傍ら、八ヶ岳南麓(長野県諏訪郡富士見町)に古い家を見つけ自分たちで改装し、妻と三人の娘、犬、猫と移り住む。
写真を志して以来、一貫して日々の暮らしを撮り続ける。現在、作品が「暮しの手帖」の扉に使用されている。東京都と長野、山梨に拠点を持ち活動中。

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