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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」

来栖けい氏が『焼肉』というジャンルを追求した結果たどり着いたひとつの頂点

訪問時のコースは全18部位(うちホルモン1部位)であったが、特に印象深い部位を紹介したい。

コース初っ端に出てきたのはオオモモ。
噛んだ瞬間に旨味が弾けるタイプではなく、じっくりと噛み続けることで旨味が染み出てくるタイプ。
赤身好きには特にたまらないだろう。

じっくりと噛み続けることで旨味が染み出てくる赤身、オオモモ
じっくりと噛み続けることで旨味が染み出てくる赤身、オオモモ

この日一番サシが入っているように見えたのはサーロイン。
上質な黒毛和種のコザシというよりは、むしろ粗めのサシに見える。

これが焼かれるとサシの存在感がほとんど感じられないから驚かされる。
舌の上で踊るのは赤身の主張のみ。

赤身の主張が舌の上で踊るサーロイン
赤身の主張が舌の上で踊るサーロイン

噛み応え抜群なのがブリスケ。
焼く前の状態からも一筋縄ではいかない雰囲気が漂っている。

必要なのはとにかく咀嚼力。
噛んで噛んで噛み続けると、旨味の余韻はどんどん長くなり、至福を運んでくれる。

噛んで噛んで噛み続けることで運ばれてくるブリスケの至福
噛んで噛んで噛み続けることで運ばれてくるブリスケの至福
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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