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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」

暑すぎる夏に絶対に欠かせない焼肉と冷麺の黄金コンビ

タンは薄切りよりも厚切りが好き、という厚切りラバーには厚切りタン塩がある。

周りを焦がさずに中まで火を入れるために、何度かひっくり返しながら焼くのが良いだろう。

完璧に焼けた暁には、サクッとした歯切れと噛むごとに旨味のジュースが押し寄せてくる。

手間と愛情をかけた分だけ、厚切りのタンは美味しくなって応えてくれるのだ。

サクッとした歯切れと旨味が最高の厚切りタン塩
サクッとした歯切れと旨味が最高の厚切りタン塩

上質なものほど仕入れが困難な為、いつもあるわけではないが、ヒレが入荷している時には、ぜひともオーダーしたい。

特にシャトーブリアンであれば厚切りがオススメ

雌牛特有の繊細で甘みのある美味しさがぎゅうぎゅうに詰め込まれたシャトーブリアンは、一口食べれば叫ばずにはいられない。

唇で噛み切れてしまいそうなほどの繊細さにも驚くだろう。

繊細な味わいのシャトーブリアン
繊細な味わいのシャトーブリアン

ヒレの中でも真ん中の部分をシャトーブリアンと呼ぶが、その隣の部分も当然美味しい。

こちらはタレがオススメで、繊細な食感はそのままに、赤身のコクと風味がしっかりと感じられる。

焼き過ぎないように弱火でふんわりと焼いてあげてほしい。

赤身好きには、ヒレ以外にも赤身のメニューがある。
シンシンやトウガラシなど、日によって部位は違うが、赤身好きを唸らせてくれる。

タレでいただきたいシルクのような舌触りのヒレ肉
タレでいただきたいシルクのような舌触りのヒレ肉

繊細なヒレの後は、味わい的には対極にある上カルビはどうだろうか。

肉バカがユッチャンの焼き物のメニューの中で一番好きなのが、この上カルビだ。

霜降りの美しいザブトンを贅沢に使っているにもかかわらず、これまた1000円台という信じられない値段で食べることが出来る。

強火でさっと炙るように焼くのが美味しく、口の中でほどけるように消えていくが、脂の重たさがないのも上質な雌牛を使っている証。

4人でいくなら最低4人前はオーダーして欲しいくらいのメニューだ。

肉バカが絶対にオーダーする上カルビ
肉バカが絶対にオーダーする上カルビ

ハラミの中でも、特選ハラミが入荷している時は外せない。

値段も少し張るが、黒毛和牛の上物をがっつり食べることが出来る。

甘みのあるサシがしっかりと入っていて、太い肉繊維を噛み切ると、野性味溢れる食感が心地良い。

噛むほどに旨味が爆発し、興奮も最高潮に達するだろう。

絶対に外してはいけない特選ハラミ
絶対に外してはいけない特選ハラミ
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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