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お誘いの断り方に悩んだら、気まずくならないこのひとこと 第9回 Could I take a rain check?

今日のフレーズ Could I take a rain check?

イラスト:伊藤ハムスター
イラスト:伊藤ハムスター

断る時の基本は「行きたいんだけど」と最初に付け加えること。ぶっきらぼうに「行けない」と言われると誘った方も心が挫けそうですが、次の機会があると思うと気持ちが楽に。そして理由をしっかりと述べることで、納得してもらうことができます。また、rain checkはもともとスポーツの試合などで雨天順延となった時に発行されるチケットのこと。突然仕事が入ってしまった時などに「ごめん、延期で!」と使えます。でも、これは本気で次回行く気がある時以外は使っちゃダメ……!(その相手と残念ながらご縁がない場合には、忙しいからと逃げ続けるよりも「ごめんなさい、あなたとは行けないの」と伝える方が無駄に気を持たせなくて親切だよ!と大学のルームメイトに言われたことがあるのですが、日本人の自分が直接的にお断りするのはなかなか難しいものでした……)

“I would love to, but my mother will be in town this weekend.”

すっごく行きたいんだけど、母が遊びに来てるんだ。

“Could I take a rain check?”

延期でも良い?

“I’m sorry but I am overwhelmed with work this month. Can we try next month?”

ごめん、今月は仕事でいっぱいいっぱいなんだ。来月はどう?

“I really wish I could, but I can’t because I have other plans that day.”

本当に行けたらよかったんだけど、他に予定があるからその日は行けないんだ。

次回は「スマートなお誘いの仕方」についてお届けします。

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廣津留すみれ

ヴァイオリニスト。大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にニューヨーク・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士課程)卒業、ジュリアード音楽院(修士課程)修了。ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。現在は成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授の他、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)のコメンテーターも務める。

著書に『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』『新・世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動』、翻訳書に「イツァーク ヴァイオリンを愛した少年」(トレーシー・ニューマン文/アビゲイル・ハルピン絵)がある。。2022年にデビューCD『メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲+シャコンヌ』をリリース。

近影©Brandon Ilaw

公式サイト https://sumirehirotsuru.com/
インスタグラム @sumire_vln

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