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廣津留すみれ「米国生活で磨いた ネイティブがよく使う英会話フレーズ100」
ヴァイオリニストとして活躍しながら、ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業した廣津留すみれさん。
ハーバード大学卒業、ジュリアード音楽院修了という華々しい経歴ながらも、渡米したてのころは、非ネイティブとして英語で苦戦したそうです。
そんな廣津留さんが、アメリカでの暮らしで学んだ実践的な英会話フレーズを紹介。
「これってネイティブスピーカーはなんて言うの?」を、噛み砕いて説明します。

宗教、思想、アレルギー……食事に誘う前には一言尋ねるのがマナー! 第8回 Do you have any dietary restrictions?

付き合う相手が多様化する近年、ご飯にお誘いするときには、苦手な食材や宗教・思想的に食べられない食材を聞くのは今や基本的なマナー。今日は、英語でどう聞いたら良いの?にお答えします。

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大学の寮の食堂は、ビュッフェスタイルでした。サラダバーにいけば大抵の野菜はあり、ドレッシングも10種類くらいの中から好きに選び放題。メインディッシュも魚やお肉などタンパク質の種類が豊富で、温かいお皿に冷たいお皿、スープがある日もありました。味も三つ星レストランとは言わないまでも、顔見知りの食堂のスタッフさんが心を込めてつくってくれたものを美味しくいただいていました。

世界中から多様なバックグラウンドを持つ学生が集まる大学での食事は、ひとりひとり宗教や思想により制限がある場合があるので注意が必要です。食堂はビュッフェだから自分に合ったものを選べるようになっているのですが、友人と一緒に気晴らしの外食をするときは、事前に食事制限について聞いておくのがマナーでした。

たとえば、宗教。イスラム教は豚肉を食べない、Halal(ハラル)のものを食べる、などはよく知られていますが、ユダヤ教の人はKosher(コーシャー)という特別なルールがあったり、キリスト教の中でもモルモン教の人はカフェインやお酒を摂らない、という決まりがあったりします。

また、NGな食べ物も人によりけり。最近はヴィーガン(菜食主義)こそ知られるようになりましたが、肉類はだめでも乳製品はOKや魚介はOK、また体質的に乳製品はNG(ラクトース・イントーレラント)やグルテンフリー、アレルギー体質……など人によって全く違うので、直接聞かないとわかりません。

私自身、小さい頃からお肉が苦手なので「アメリカに行くとお肉しかないんじゃない?大丈夫?」と言われることもあるのですが、実際は逆。米国には色んな人が住んでいるからこそ、食事に関しては選択肢が豊富にあるのです。

それでは、英語でどうやって聞くのがベストなのか見ていきましょう。

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廣津留すみれ

ヴァイオリニスト。大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士課程)卒業、ジュリアード音楽院(修士課程)修了。ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。現在は成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授のほか、「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターも務める。

著書に『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私が見てきた新・世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動』。2月にはデビューCDをリリース。

公式サイト https://sumirehirotsuru.com/
インスタグラム @sumire_vln

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