2019.12.9
仕事や勉強にどうしても集中できない人へ~2つの対策と1つの意識
勉強していてもどうしても集中できない
仕事をしていてもついつい他のことが気になってしまう
誰しもこうした「集中力」について悩まされることが多いはず。
物には「引力」がある
かくいう私もサラリーマン時代や独立したての時、「集中力がない自分」について真剣に悩むことが何度もありました。
ゲームに洋服に漫画にアニメ、読書に楽器演奏にアダルトビデオと無数に趣味がある「趣味人」である私は仕事をしていても勉強をしていても、ついつい他のことに気を取られてしまいがち。
「今日でこの仕事を終わらせるぞ!」と意気込んではみたものの気がついたらソファに寝転がって読書をしていた……なんてことも。
さてこの集中力、「集中が続くのは才能だ」なんて言い訳がましいことを言う人も多く存在します。もちろん才能の一種なのかもしれませんが……凡人でも集中力を高める方法もちゃんとあるのです。
その一つは「身の回りにあるものを排除すること」です。
あまり意識されていない人が多いと思いますが、実はあらゆる物には引力が存在します。
無機物であるはずの物に「引力がある」なんてスピリチュアルでもはじまったか?と思う人もいるかもしれませんが……これ、科学で説明がつく、極めて合理的で論理的な話ですのでご安心を。
冷静に考えてみてください。
まず物には「目的」があります。
例えばジュースなら人に飲まれるために存在していますね。他にも本は読まれるために、ゲームは遊んでもらうために、ベッドは寝てもらうために有るわけです。
このようにあらゆる物には明確な目的が存在しているし、その目的に基づいて商品設計がされています。
ジュースのパッケージは美味しそう、飲みたい、喉に入れたいと思わせるように作られています。コーラのパッケージを見るとなんとなく飲んだ時の爽快感が喚起されるでしょう。ペットボトルは手に取りやすいように作られており、飲み口部分は口をつけやすい様に整えられています。そう、ジュースは「あなたに飲んでもらうため」に存在しているからこそ、構成要素の全てがあなたの飲みたいという欲求を喚起させるために設計されているのです。
漫画も読んでもらうために作られているからこそ、中身が気になるように開きたくなるように表紙のデザインが考えられています。
ゲームもスマホも皆そうです。
優れた商品であればあるほどこの傾向は顕著です。
目的が明確であり、的確にあなたの欲求を喚起し時間を奪ってこようとします。
これが実に「物の引力」の正体です。