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MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」
特別な技術や才能、学歴がなくても結果を出すことはできる……地方のショップスタッフからスタートし、今や年商1億以上をあげるまでにいたったMBの仕事術とは? 自身の経験から培った、結果を出すための「特別な思考と行動」について語るMB的ビジネス成功論。

いくらアクセス解析してもWEBサイトが成長しない理由~手段とはつまり掛け算である

先日私のサイト「KnowerMag」を構築いただいている会社さんと久々に打ち合わせを行っていました。
サイトを一から構築し、アクセス解析を行い、最適な形に整えることが生業の彼らですから、当然「最近アクセスはどうですか?」「困ってることはありますか?」などの質問から話が始まりました。

今回は「目的と手段」の話です

実は私はお恥ずかしながら「アクセス解析」なるものをここ数年間真面目にやっておりません。サラリーマン時代はWEBマーケで飯を食ってた時代もあるので、知識もノウハウもある程度備えていますが、今はどうにも興味が湧かず、基本的に放置しっ放しです。

打ち合わせで久しぶりにGoogleアナリティクスの画面を開いてみると、アクセスは順調に伸びており一安心。
先方さんも「ああ、相変わらず順調ですね。すごいなあ」と褒めてくださいました。

しかしその後先方さんから「どんなお客様がいらっしゃってるんですか?」「キーワードは?」「アクセス元は?」などの質問が飛んできたので、私は正直に「申し訳ないんですが、アクセス解析はほとんどしていないので詳しいことはよく分からないんですよ」と伝えたところ、意外にも「それで良いと思いますよ」と反応をいただききました。

「アクセス解析をして売上を伸ばすってもちろん大事なことだと思うんですけど……”良いものを生み出す”ことに集中してそれで反応が順調にあるのなら、それが一番ですから。解析する時間が勿体ないと思うほど本業に集中するって良いことですよ」と。

この言葉でフッと10年ほど前、自分が陥っていたジレンマを思い出しました。
そんなわけで今回は「目的と手段」の話です。

MBが犯した2つの大失敗

10年ほど前、まだ私がサラリーマンだった時に、あるWEBサイトを運用していました。
WEBサイトの運用経験は初めてで、とにかく右も左も分からない私。ある時から周りの人からの助言を参考にアクセス解析を始めてみたのです。

これがとにかく面白い。
私のような理論派な人間にはピタリと当てはまりました。何しろ誰がどこからどのように来て、どのくらいの時間どのページを閲覧して、次にどのページへ進み、最終的にどうしたか、まで全て丸裸で分かるのがアクセス解析です。

一時期これに熱中し、あらゆる事を調べ、あらゆる事を試し、顧客の反応を見ました。例えばAとB2種類のページを作りどっちが反応良いか確かめたり、タグを埋め込み顧客の行動を追いかけたり、様々な行動や反応をトレースし「より良いサイトとはどのようなものか」を研究していました。

しかしふと気がつきます。
このアクセス解析を行い始めてから売上がピタリと伸び悩んでしまったのです。
「何故だろう?」と考えて冷静にサイトを見たら、簡単に理解できました。

味も素っ気もないサイトになっていたからです。

ブログなどのリコメンドは売れている商品をそれっぽい言葉でプッシュするだけだし、商品写真は反応の良かった商品レイアウトを反映し皆同じように統一されてしまっていたし、ストレスは無くなった代わりに、差別化された個性や魅力も失われてしまっていたのです。

実はコレ、私はアパレルバイヤーで全く同じことを経験していました。
それは「POS分析」です。
POS分析とは商品にバーコードなどのデータを付与し、単品管理する仕組みのこと。いつどの商品がどこでどのくらい売れたかを判別することが出来るため、売上傾向や数値分析が可能になるものです。今や大手ならどのアパレルでも当たり前の如く取り入れている仕組みですね。

POS分析をすると、どの商品がどのくらい足りなかったのかひと目で理解できます。
「白の細身のカットソーが今年は全然足りなかった。来年の発注はもう少し適正にしよう」とか、ですね。系列全店のPOSまで閲覧する権限があったので、商品買い付けの際はそれを参考にひたすら「他店で売れている人気の商品」「今期足りなかった商材」を重ねてオーダーするようにしていました。

ところがこの策は早々に瓦解します。

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エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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