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MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」
特別な技術や才能、学歴がなくても結果を出すことはできる……地方のショップスタッフからスタートし、今や年商1億以上をあげるまでにいたったMBの仕事術とは? 自身の経験から培った、結果を出すための「特別な思考と行動」について語るMB的ビジネス成功論。

MBはセンスがない ~上を向いて歩こう、今日の絶望は明日の希望である

MBはセンスがない

私のファッション指南を愛読されているのは「おしゃれに全く興味がなかった」という方がかなり多い。本連載を読んでいればご理解いただけてると思うが、これは偶然ではありません。
私は最初からそうした方々を自分の顧客として定義しています。

ではなぜ私が「おしゃれに全く興味がない人」を対象にするのかと言われると、もちろん市場規模の問題もあります。
アパレルはファッション好きな人を対象にサービスを展開するところがほとんどです。ファッション雑誌を読めば一般的でない専門用語ばかりが並び、アパレル店は「最初はこんな着こなしからスタートしましょう」など微塵も教えてくれない。しかし考えてみればファッション好きよりもファッションに興味のない人の方が世の中の大半なのだから、より大きなビジネス規模を望むなら「興味のない人に興味を持ってもらう」方がはるかに有意義で満足度の高い仕事となるはずです。

しかし私が「おしゃれに全く興味がない人」を対象にしている本当の理由はこうしたマーケットに由来するところではありません。本当は「私にファッションセンスがない」からです。

私は自著『幸服論』にて自分の過去について色々書きましたが、私はナチュラルなおしゃれさんではありません。中目黒や渋谷を闊歩するような「なんとなく」という感覚で存分におしゃれを楽しめているファッションビクティム達と比べると、センスという意味においてかなり劣っていると自覚しています。

私はロジックでファッションを語っていますが、本来ファッションとは感覚で構成し理解する方のものです。

「トレンド?歴史? 論理? 視覚効果?…そんなのわかんないけど、コレかっこよくね???」それで通用するのがファッションです。
目に見えない第六感的な「センス」を元に構築できるのがいわゆる一般的なおしゃれさん。私は学生の頃、「自分にはこうしたセンスがないのだ」とはっきり自覚しました。

高校の頃イケイケだったバスケ部の連中が「これがカッコいい」「あのスニーカーが凄い」と感覚だけで格好よさを作り上げていく姿を見て、私は羨ましさとともに激しい劣等感を持っていました。
私は当時そうした服や小物を見ても「どれが良い」というのがよく分からなかった。確かに細かく見て、実際に着用して、何度か体験を繰り返せば理解は進みましたが…パッと見てパッと判断できるようなことはなかった。

無論今はそうした判断も瞬時に出来るし、「センスがある人」と同程度、それ以上の着こなしや審美眼を持っています。
しかしながら当時はそうしたイケイケ連中と比べるとどうも劣ってるように感じる…経験値も情報量もさほど彼らと変わらないのに、どうして自分には分からないのか…と不満でいっぱいでした。

世の中はそもそも不公平です。
「センス」は先天的なものです。

無論私が教えているように後天的にセンスを身につけることは出来ます。
効率の良い学習方法や体系化された知識を活用して「先天的なセンス」と同程度のものを短期間で身につけることもできます。しかし生まれ持ってこれを知覚出来る人も確かにいるのです。

センスは作れるものだけど、生まれついて持っている人(もしくは持ちやすい人)もいる。最初から歌がウマイ人と、練習してウマくなる人がいるのと同じですね。

そう、私はセンスが無かった。

だから私は「後天的にセンスを獲得する方法」を探したのです。10年探して見つけ体系化した知識を、私と同じように「センスを持ち得なかったがために苦しんでいる人、服を楽しめない人を救おう」と考えたから私はMBとして活動しています。

つまり10~20年前の私にしたら「センスがない」という現実は「ネガティブ」でしたが、現在においては「センスがない」ことが「ポジティブ」に働いているわけです。

私はこれをよく「お医者様に命を救われた子供の例」で説明します。
ドラマなどでよくあるでしょう? 子供の頃大病を患いお医者様に命を救われた子が、成長し「自分と同じような人の命を救おう」と医師になる話。

これも「ネガティブがポジティブになった例」です。
子供の頃ならば「どうして僕だけこんな病気になってしまったんだ」と絶望していたでしょう。しかし大人になったら「あの病気になったから今があるんだ」と生き方のベースとなってくれているわけです。ネガティブはいつの間にかポジティブに変化していますね。

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エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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