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MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」

モノやサービスを「機能的価値」だけで考えない~競合と差をつける思考法

私はよくファッションもビジネスも差別化が重要であると説明しています。

差別化した行動があるからこそ、その他大勢と比較して異なる結果が生まれるわけです。同じようなことをしていれば、当然同じような結果にしかなりません。

100点満点をどこに設定するか、その思考だけで結果は変わる

そうした意味でこうした機能軸からもう一歩「差別化」して考えて、自分のモノやサービスを「顧客の拠り所になるように」という発想を持ってみてはいかがでしょう?

「不便さを解消するもの」「不都合を解決するもの」「野暮ったさを格好良くするもの」とした機能軸の提案よりもはるかに良いモノやサービスが提供できるに違いありません。

差別化と同じ発想となりますが、私の過去の本連載記事の中で「200点満点理論」があります。

例えば売上を追いかけるときに、昨年対比100%を意識していくと昨年対比を超えることがとても難しく感じます。
しかしながら昨年対比の数字をこっそり150%のものに入れ替えておくと、案外多くの営業マンは100%を軽く超える成績を叩き出します。
センター試験で200点満点の英語において100点を取るのが容易なのと同じように。

これと同じで「機能軸」でモノやサービスをブラッシュアップする人は、100点満点が「課題解決」でしかないのです。だからこそ機能軸以上の提案は不可能です。こうした発想の人に「ブランド」は作れません。

真に愛されるモノやサービスを提供する人は機能軸を超えたところに目的をおきます。
私はよく「日本にメンズファッションの文化を作る」と言いますが、これは「日本人男性をおしゃれにしたい」と課題解決を目的にする人と、実は雲泥の差があるのです。

文化を作るという壮大な目的を100点満点としているからこそ、「日本人男性をおしゃれにする」ことは比較的容易に達成できます。
私は文化を目指すからこそ人をおしゃれにするだけでなく、その感覚や発想を根付かせる必要があります。それに伴いコンテンツやメディアミックスを考えているからこそ、単なるブロガーにとどまらないのです。

到達地点をどこに置くか、その思考で結果は変化します

だからこそ「機能を満たす」と考えるでなく、「心の拠り所を作る」と考えた商品は強いのです。

思いやりがモノやサービスを洗練させるヒントとなる

心の拠り所……つまり自分の商品をブランド化するためにはどうしたら良いか、この論は長くなるので他の回に譲りますが、いずれにしても機能的価値よりも「より大きな目標を持つ」ことをお忘れなく。

単なる課題解決を目標として定めないこと。
自分が相手にしているお客様が自分やもしくは自分が提供するモノやサービスを「心の拠り所」としてくれるにはどうしたら良いのか、それを考えて行動してみてください。

そしてそれは考えれば考えるほど「思いやり」に答えがあると気がつくはずです。

いかにして売るか、いかにして伝えるかなどではなく、いかにして幸せになってもらうかを意識した時にサービスは洗練されます。
是非考えてみてください。

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エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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