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MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」
特別な技術や才能、学歴がなくても結果を出すことはできる……地方のショップスタッフからスタートし、今や年商1億以上をあげるまでにいたったMBの仕事術とは? 自身の経験から培った、結果を出すための「特別な思考と行動」について語るMB的ビジネス成功論。

カテゴライズの罪深さ〜日本人が「自動診断ゲーム」好きな理由

メルマガでたまに届く質問に
「MBさんの服は何系なんですか??」
というものがある。
これに正しく回答できたことは実は未だかつてない。

というのも私はあらゆる服を買って着ています。
個人被服費年間1000万超えは多分そうそういないはず。
それもラグジュアリーブランドだけじゃなく、ファストファッションも多めでこの金額…おそらく所有枚数は日本1,2位なんじゃないかと自負しています。
マルジェラやディオールなど海外のハイブランドはもちろん、ゼニアやグッチのスーツ類、国内外のデザイナーズ、アメカジ、ワーク、ミリタリー、トラッド…そしてもちろんファストファッション。
あらゆる服を買いあらゆる服をミックスしているからこそ「自分が何系なのか」なんて分かるはずもありません。何しろこんなに服を持ってる人は多分いないのだから…。

はじめに服が好きになったのはアメカジから、その後フレンチカジュアルあたりにハマり、デザイナーズに興味が出て、スーツの販売員となりスーツが好きになり…と各々影響はあるかもしれないが、別にどこかにカテゴライズされることはありません。
「MB」としか言いようがない。

これが職業もまた同様だから困りもの。
私はここ数年恐ろしいくらい大量の人と会って名刺を配っていますが、初対面の方に
「何をされている方ですか?」
「ファッション関係の方ですか?」
などなど聞かれて回答にいつも迷います。
未だに適した回答を見つけられていません。

「ブロガー」という言うには大してブログは書いてないし、「バイヤー」と言うには今は数店舗しかやってないし、「スタイリスト」ではないし、「アドバイザー」と言えばそうだけど幅が広すぎるし、「作家」と言えるけどこれでは小説家を連想されるし…挙句いつも説明できないので「とりあえずMBで検索かけてみてください、すみません(泣」とだけ伝えるのです。
そしてさらに困ることに、MBで検索をしていただき私のプロフィールを見ても、それでも私が一体何者で何をしている人なのか掴めずにハテナマークが増え続けてしまうのです(笑)。「椎名そらとコラボ? 100万部のベストセラー? メルマガが日本一? なんのこっちゃ?」…と。

もはや自分の仕事を「MB」としか説明できないし、どこにもカテゴライズができないのです。

カテゴライズが好きな日本人

それにしても何故皆ここまで「カテゴライズ」が好きなのでしょうか。
自分がどこに当てはまるかどこに属するか知りたい、カテゴライズされないと気が済まないのです。

twitterやfacebookなどネットサービスの「あなたは~~人間です」というカテゴライズ判定を誰もがやったことあるでしょう?
iモードの時代からド定番、単純なアルゴリズムで作られた単なる判定ゲームが未だに消えずに残っているのは、日本人がいかにも「カテゴライズされたがり」だからです。

確かにカテゴライズされると楽です。
「らしさ」に寄りそうだけで生きることが出来るから。

高校生は高校生らしさを求められる、
社会人は社会人らしさを求められる、
男は男らしさを求められる、
女は女らしさを求められる、

「らしさ」という正解があるからこそ、カテゴリさえ見つかれば大失敗だけは防げる。ある意味「無思考」で生きることができるのがカテゴリの良いところです。

「つい先日までは普通の読モ大学生だったのに、事務所入ったとたんに態度が変わりやがるんだよ。気軽に話しかけても”ワタシもうそういうんじゃないんで…”って。」

と語ってくれたのはとあるレジェンド級のフォトグラファーさん。
私もこれと全く同じことを経験していて、つい数ヶ月前までバカ話や下ネタをさんざ話していた女友達が事務所所属になった瞬間に妙に気取った態度となり「MBさん、ワタシ●●入ってるんでそういう話はちょっとね」なんて言い始める。契約関係で言動が規制されているならまだ理解もできるが、どうして「肩書き」や「役職」が変わった瞬間にこうも態度が急変するのか…。

会社組織でもそういう人はよく見かけます。「部長」と名がついた瞬間から妙にやることなすこと「それっぽく」なる。朝礼で急に訓話を話し出したり、妙に「飲みニケーション」を意識したりする。そうして部下に嫌われ始め、いつの間にやらテンプレートな部長が出来上がる…世の常ですね。

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エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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