よみタイ

MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」
特別な技術や才能、学歴がなくても結果を出すことはできる……地方のショップスタッフからスタートし、今や年商1億以上をあげるまでにいたったMBの仕事術とは? 自身の経験から培った、結果を出すための「特別な思考と行動」について語るMB的ビジネス成功論。

なぜ人は「好きなこと」がわからないのか ~個性を見つけられない構造的問題について

「何をしたいのか分からない」
「何が好きなのか分からない」
「自分の個性が分からない」

人生を誰しも生きている間に一度は必ずこの難問にぶつかります。
就職活動をしようとする大学生は、集めた会社資料を眺めて
「俺は何がしたいんだろう」と悩むでしょう。
悩んだ結果どうにも分からず、「規模」や「条件」で会社を選んだ人も多いはず。

また本連載でも過去に「好きなことを仕事にすべき」と説いています。
好きなことには原動力があります。

「やめなさい!」と母親にいくら言われても子供がゲームをやめないように、好きなことには時間も対価も忘れて没頭させる力があります。
そして好きであるからこそ、とことん追求するので他人と差がつきます。
差がつけばそれはビジネスにもなります。

嫌だ嫌だと考えながら好きでもない仕事をするよりも、時間を忘れて没頭できる好きなことを仕事にした方が生産効率も人生の満足度も高いのは明白ではありませんか。

しかしそうした正論を言われても「そうは言っても何が好きなのか分からない……」と考えてしまう人が多いのもまた事実。
「好きなことが分からない」とは一体何か
また「好きなことの探し方」は何か、今回はそれを説いていきます。

先天的なものを後天的なツールで探そうとする「齟齬」

そもそも「好きなことがない人間」なんてこの世にほぼいないはずです。
人生の中で一度も「楽しい」「面白い」「満足だ」と感じたことがない……そんな人はほぼいないはずですね。

本来人は何十個も「好き」を持っているはずです。

「洋服で着飾って褒められるのが好き」
「ドラムを演奏してタイトなリズムを刻む瞬間が好き」
「人前で喋ることが好き」
「寝るのが好き」
「食べ物を食べて、あれこれ味わいの違いを考えるのが好き」
「家にこもって買ってきた本を1日かけて読み漁るのが好き」
……これは全て私の「好き」ですが、何個も何十個でも思いつきます。

「好きなこと」と「楽なこと」は実は似て非なる物だと私は考えていますが、この際それは置いておいて……「寝るのが好き」「SEXするのが好き」「食べるのが好き」そうした根源的な欲求でも構わないのですが、それさえ感じたことのない人は果たして人類の中で一人足りともいるのでしょうか?
「好きがない」なんて有り得ないと私は思います。

しかしそれでも多くの人が「好きなことが分からない」と言う、この思考構造は何なのか……それはある「噛み合わせの違い」から来ています。

上述の就職活動の例もそうですが、「好きなことは何だろう」と考えるのは大概仕事が関係している時です。
好きなことを仕事にしなさい……さて好きなこととは何だったろう?と考えるわけです。この時我々の頭で「常識」が正しい思考を邪魔しようとします。

「そういえば俺は音楽が好きだったな」
→常識「音楽が仕事になるわけない」

「俺は洋服が好きだよな」
→常識「自分より洋服が好きな人なんてゴマンといる」

「寝るのが好きなんだ」
→常識「寝るのが好きで仕事になんてならないだろう」

こうした通り、後天的に植えつけられた「常識」が我々の自由な思考を制限してしまい「好きなこと」に「(常識的な範疇で仕事になるような)好きなこと」といった条件を付加してしまうのです。

また、日本人には特に顕著ですが、「Aをしなさい、次にBをしなさい、その次にCをしなさい、皆と同じように行動しなさい」と、ひたすらレールに乗せられた学校教育がなされています。
自由度が少なく、思考をせずとも次のステージに進めるので就職や起業・独立などの際に戸惑うのも仕方ありません。今までずっと「こうしなさい」と手綱を引いてくれていたのに、急に手を離されて「ここからはあなたの好きなようにしなさい」と言われても迷ってしまうのは当然でしょう。

だからこそ我々は「好きなこと迷子」になるのです。

1 2 3

[1日5分で、明日は変わる]よみタイ公式アカウント

  • よみタイ公式Twitterアカウント
  • よみタイ公式Facebookアカウント

よみタイ新着記事

新着をもっと見る

MB

エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
公式サイトhttp://www.neqwsnet-japan.info/

Twitter https://twitter.com/MBKnowerMag

週間ランキング 今読まれているホットな記事