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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

マニア激賞の通好みなメキシコ風スポーツサンダル・チュバスコ

猛暑続きのこの季節、靴下なんか履いてられっか!
ということで、毎日毎日、裸足にサンダル履きで過ごしております。
僕はこのコラムで、サンダルへの愛を語りすぎてしまったようだが、もうひとつだけ忘れてはならないものがある。

何年前に買ったものだったか忘れちゃったけど、けっこう長年にわたって使っているこちらの、黄色くて民族風なニクイやつ。
Chubasco(チュバスコ)というブランドのサンダルだ。
足をしっかりと包み込む形状なので、普通のサンダルのような開放感は乏しいものの、スニーカーに近い役割を果たしてくれるなかなか便利な品なのだ。

少し長く歩く予定のある日や、海や川へ遊びにいく日、僕はTevaのスポーツサンダルか、このチュバスコを履くようにしている。

長時間履いても疲れず、水辺のアクティビティにも最適な万能サンダル

アメリカ・サンディエゴの豊かな自然の中で、サーフィン、キャンプ、ダイビングなどを楽しみながら育ったクルーたちによって立ち上げられたチュバスコ。
ブランドネームは、メキシコで“スコール”や“竜巻”という意味を持つ言葉なのだそうだ。
Huarache (ワラチ)というメキシコ伝統の編み込みレザーサンダルのデザインをベースにしつつ、現代の素材や技術を駆使してこのサンダルをつくりあげたのだとか。

僕の持っている「AZTEC」は、チュバスコの顔とも言える代表モデル。
ナイロンひもを織り込んでつくった、アステカ柄のアッパーがデザイン上の特徴だ。
ナイロン生地と、甲とかかとのピッグスエードが足を柔らかく包み込んでくれる。ホールド感が強く、ソールもしっかりとしているので長時間履いても疲れない。
さらに、軽量で速乾性にも優れているので水辺でのアクティビティにも使えるという、真夏にはもってこいの万能サンダルなのである。

チュバスコには他にも数多くのモデルがラインナップされているが、そのいずれもメキシコ中西部にあるミチョアカン州・サウアヨの拠点でハンドメイドされているのだそうだ。

チュバスコは10年くらい前に小ブームになったことがあり、その頃は履いている人も多かったけど、最近はとんと見かけなくなった。
だから人とかぶることも少なく、履いているとおしゃれ好きな人から注目されることも多い。

ちょっと通好みのこんなサンダル、あなたも是非どうですか?

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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