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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

“人をダメにするクッション”の最高峰、が我が家にやって来た!

先日、通算51回目となる僕の誕生日があった。
我が家ではいつも、妻と娘が共同でプレゼントを贈ってくれる。
娘がディレクター、妻がお財布係だ。

誕生日を10日後に控えたある日、ディレクターが僕に聞いてきた。
娘「パパ、いま何かほしいものある?」
僕「そうね、新しくて使いやすい外付けキーボードかな」
娘「Yogiboって知ってる?」
僕「知ってるけど……。あ、ゴルフ用の手袋もほしいな。この前なくしちゃったから」
娘「Yogiboってすごくいいよね。うちにあったら嬉しいね!」
僕「……うん、そだね」

娘は我が家の近くのショッピングセンター内に新しくできたYogiboショップで試してみて、そのあまりの座り心地の良さに感動。惚れ込んでしまったようだ。
そこでパパの誕生日に、と。
なかなかの凄腕ディレクターである。

一人用としては一番大きいYogibo Maxの座り心地は、例えるならドラえもんのアレだ 

そして誕生日当日、我が家に運び込まれたYogiboはデカかった。
娘は「せっかくのパパの誕生日なんだから!」と、シリーズの中で二番目に大きい(一人用としては一番大きい)“Yogibo Max”の購入を主張したようだ。
さすが、凄腕ディレクターだ。

娘からの熱い視線を感じつつ梱包をほどき、床に置く。
娘に「座る?」と聞いたら「いえいえ、パパへのプレゼントだから、パパからどうぞ」と言う。
小6にもなると、そのへんの処世術もわきまえている。さすが凄腕D。

娘はショップで教えてもらったらしく、いくつものパターンがあるYogibo Maxの使い方を指導してくれた。
それに従って座ったり、寝転んだりしてみた。
いや、最高です。
“人をダメにするクッション”の当世最高峰といわれているYogibo。
その座り心地たるや、なんと表現したらいいのか……。
ドラえもんの「雲かためガス」を使ったら、きっとこんな感じだろう。
あるいは、バーバパパがいたらこんなかなという感じだ。
51歳男性の使う喩えとして、これ大丈夫かな?

我が家のリビングの中心に据えられることになったYogibo Maxは大人気で、僕、娘、妻、犬が常に順番待ちし、みんなで使っている。
パパとしては、こういうプレゼントが一番嬉しいかもしれない。
娘よ、ありがとう。わかってるねー。

たまに写真のような状態になっているのを見ると、「あれ?」と思わないでもないが、父は満足です。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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