そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。
2020.3.20
おしゃれでカジュアルなマッサージ機なら、心も体も軽くなる
やれストリートだ、やれカルチャーだ、オシャレだ! 映画だ! ロックだ! とはしゃいでいても、寄る年波には勝てない。
40歳を過ぎた頃から顕著になったのだが、肩こり・腰痛にずっと悩まされている。
たまにマッサージ屋さんでほぐしてもらうと、「ものすごく凝っていますね。こんなにかたい人は珍しい」と言われる。
向こうも商売だからこっちの気分を盛り上げようとしているのかもしれないし、顧客になってもらうため、誰にでもそんなことを言っているのかもしれないけど。
とにかく慢性的になっているから、いつでも揉みほぐしたい願望がある。
でも時間もお金もかかるので、そう頻繁にマッサージ屋さんにも行けない。
そうなると、頼るのはメカだ。
ということで、我が家にはマッサージ機が2台ある。
最初は、大型の本格的なマッサージチェアを買おうかとも思ったのだが、やっぱりあれはインテリア的にちょっとどうかと思うし、あまりに爺さん臭いので敬遠した。
もう少し歳をとったあとのお楽しみということにしている。
シートマッサージャーなら、仕事用のチェアでも車の中でも簡単にリフレッシュ
リビングに据えてあるのは、FUJIIRYOKIの“ロースタイルマッサージチェア”。
ミッドセンチュリー家具を思わせるモダンデザインがかっこいい。
デザイン優先だろうから性能はそこそこかなと思っていたが、なかなかどうしてかなり力強く揉みほぐしてくれる。
マッサージのメニューは必要最低限だけど、今のところはこんなもんで十分。
座面ヒーターや耳元に音楽を流すスピーカーもついていて、快適そのものだ。
そしてもうひとつ、別のマッサージマシーンを最近購入してしまった。
普通の椅子に据え付けられるシートマッサージャーというものだ。
ドクターエアというメーカーの、“3DマッサージシートLITE”なる機種である。
こちらの機能はさらにベーシックかつシンプルだが、コンパクトで扱いやすいので、居間のソファや仕事用チェアなど、気の向くままに移動させて使っている。
これがなかなかいいのだ。
前からやってみたかった使い方も試している。車への搭載だ。
運転は大好きなのだが、やっぱり長時間乗っていると体のあちこちが凝り固まってくる。
だから、車の中ですぐにマッサージができればいいなとつねづね思っていたのだ。
試しにいったん運転席に置いてみたけど、これは絶対ダメ。
たいへん危険だと思われたので、使用前に即却下。
なので助手席か後部座席に置き、少し疲れたら車をとめてすぐにマッサージするようにしている。
最高ですよ。
