よみタイ

佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

パッカブル~アウトドアブランドの機能性アイテムを強くおすすめする理由

ゴールデンウィーク明けから夏までの間は、服選びに迷う季節だ。
暑い日はまるで真夏のような日差しになるが、肌寒く、コートを羽織りたくなる日もある。

そんな時期に活躍するのが、主にアウトドア系のブランドからリリースされているパッカブルアイテム。僕はここ数年、THE NORTH FACEの「パッカブル ナイロン トレッカー コート」というのを愛用している。
暑いんだか寒いんだかわからない5月から梅雨時まで、本当に重宝するのだ。

肌寒い朝は羽織って出かけ、暑くなったら丸めて付属の袋に詰めてカバンにしまう。そして日が落ちて涼しくなったらまた羽織る。

降水確率50%なんていう日も、袋のままカバンに放り込んで出かければOK。
男性には多いと思うが、雨が降るのか降らないのか微妙なとき、僕は絶対に折り畳み傘を持っていかない。

なぜなら、すっげえ邪魔だから。
一か八か、降らない方にかけるのだ。

このパッカブルコートを買う前は、梅雨時になるとコンビニのビニール傘が一本また一本と増えていったものだ。

パッカブルアイテムは機能性抜群、しかも見た目はスーパーシンプル

コートに限らず、なるべく身軽に日々を過ごしたいと思うグリズリー世代には、とにかくパッカブルものがおすすめだ。

パッカブルの良さは、コンパクトに畳んでしまうことを考え、薄くて丈夫な機能性ファブリックでできているということ。
だから軽いうえに、見た目が極限までシンプルでオシャレなのだ。

リュックもおすすめしたい。
暑い日にしっかりした作りのリュックを背負っていると、背中にびっしょり汗をかいてしまう。でも、ストラップを含めてペラペラの生地でできているパッカブルものは、背負っていても背中がそんなに熱くならないのだ。

パッカブル万歳!

[1日5分で、明日は変わる]よみタイ公式アカウント

  • よみタイ公式Twitterアカウント
  • よみタイ公式Facebookアカウント

関連記事

佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

週間ランキング 今読まれているホットな記事