よみタイ

高橋綾子「綾子のギョーカイ総受けグルメ手帖」

オール1000円以下! 渋谷に驚愕の“安ウマ”煮込み料理店を発見〜Niru

「豆もやしと豆苗のナムル(400円)」は安定のおいしさ
「豆もやしと豆苗のナムル(400円)」は安定のおいしさ

まずは気になるメニューを見ると、え、マジ?ってお値段にびっくりしてしまいます。

この日はすべて1,000円以下。
おまけに「マスカルポーネと珈琲黒豆」とか「豚スネ肉の腐乳煮込み」とか「牡蠣のタイ風オムレツ」とか、全部食べたいんですけどって思わせるネーミング。

こりゃ、オープンして3ヶ月で連日満席になるはずだわ。

味付けはクミンだったりコリアンダーだったりコロコロ変わるからいつ行っても新鮮な感覚
味付けはクミンだったりコリアンダーだったりコロコロ変わるからいつ行っても新鮮な感覚

ビストロ料理の定番「キャロットラペ」は白ワインで戻したレーズンを入れるとか、
三角おにぎりのような「ササミとツナの揚げ春巻き」にはシナモンとクミンを効かせるとか、
奇をてらってはいないけどちょっとした驚きや組み合わせのおもしろさがあって、すご~くいい!

定番の「ウフマヨ トリュフ風味(350円)」
定番の「ウフマヨ トリュフ風味(350円)」

なんだか動物? 魚?っぽくて思わず「かわいい!」と言ってしまった「ウフマヨ」。
目みたいなのは生胡椒で、かかっているのはトリュフオイル。ちなみに、ウフとはフランス語で卵のこと。

「卵とトリュフは間違いない組み合わせですが、ウフマヨでは見たことがないなと思って」と佐保さん。

ぱっか〜ん! とろっとろの黄身が〜!
ぱっか〜ん! とろっとろの黄身が〜!

ご覧あれ! この最高の状態の黄身を!

このお店では“とりあえずビール”じゃなく、“とりあえずウフマヨ!”

「これだけは茹で時間を計測しています。きれいにツルっと剥けるようにするのは結構難しかったです。今でこそ失敗しませんがオープン当初は全滅とかありました(笑)。まかないでひたすら茹で卵を食べました」というエピソードも。

パクチー好きにはまた新たな境地となる「イチゴとくるみのパクチーサラダ(850円)」
パクチー好きにはまた新たな境地となる「イチゴとくるみのパクチーサラダ(850円)」

もうひとつ、前菜はフルーツを使った料理が多いのも特徴。

パクチーサラダにイチゴとは?と思ったけど、これがすご~くいい!
日本のイチゴは甘いからドレッシングの酸味を緩和して、さらにめちゃおいしいドレッシングに変身する。

これ、ひとりでひと皿いけちゃいます。

タイカレーよりおいしい気がする「豚とキノコのココナッツ煮込み(950円)」
タイカレーよりおいしい気がする「豚とキノコのココナッツ煮込み(950円)」

煮込み料理は常時6-7種類くらいあります。

いちばん人気なのは「鶏モモ肉の塩レモン煮込み(950円)」らしいですが、あえてのダークホース狙いで、今回は「豚とキノコのココナッツ煮込み(950円)」をチョイス。
ところがほどよく塩分もありココナッツミルクのほんわかした甘さとコクがたまらなくおいしい。
豚もやわらかくて煮込みってなんだかほっこりする料理です。

ワインが蒸発しているんじゃないかと思うくらい、すぐにグラスが空っぽになってしまいます。

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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