2019.8.29
驚愕のうまさを誇る秋田高原比内地鶏を恵比寿の焼鳥割烹で味わう幸せ〜Honda7〜
割烹料理を思う存分堪能した後は、いよいよ高原比内地鶏の焼鳥(5種)が始まります。
まずは「ささみ」から。
すごい! ささみなのにどうしてこんなにフワっとしているのか、どうしてこんなに味わい深いのか。
ささみってお鮨でいうところのコハダの役割だと思うのです。
最初に食べてそのお店の真価が問われる感じ。
はい、最高です!
次は「砂肝」です。
本来であれば取り除く「銀皮」という白い部分も包丁を入れて食べられるようにしているので抜群のコリッコリ加減!
それでいて中からグンと弾ける力強さもある。こんな砂肝があったなんて!
「ちょっとレア気味に焼いてあります」と供された「つくね」。
火が完全に入っているのに入っていない感じに焼くテクニックに、おいしすぎて笑っちゃいます。
ギリギリまでレアの「トロ」「フワ」、そして軟骨の「コリ」……、おや?第4の食感「シャリ」がある。
その正体はタマネギでした。
軟骨まではよくあるけど、さらにタマネギが入るとは。
本当に味のレイヤーセンス、抜群です。
跳ね返ってくる弾力がありながらもやわらかい肉質。
皮も表面はカリッとしているけれど、その奥からじわっと脂が広がり、最後に訪れるのは肉のうまみ。
これがこの地鶏の持つ味の濃さなのか。
5本目は「ハツ」。
脂がしっかりのっていてめちゃめちゃジューシー。
もちろん臭みなんて微塵もない。
どの部位もしっとりと歯ごたえがあり、クセがなく適度な脂がある。
本田さんが惚れ込んだ理由がわかりました。
ものすごいポテンシャルの高さを持つ地鶏です。