2019.7.25
池尻の“あるよ”な隠れ家BARのセブンルール 〜カビネ
6) 基準は僕が好きな酒を飲みたい量で
大きめのグラスで作るジンリッキーは他の店の1.5倍ほどの量。
グラスワインも同様で、ほとんどの店は1本から7杯取りするが、増田の店は5杯取りとたっぷり飲める。
「僕が飲みたい量です。炭酸ものはここ(喉)で飲みたい。だから量も多めだし、抜栓したてのイキイキしている炭酸を使います。最初、口に近づけた時にシュワシュワっとした炭酸が鼻に当たって欲しいんですよ。そのほうが絶対においしいとわかるはず。だから炭酸ものはかなり出ますよ。そうすると炭酸が余ってくるから0時が楽しみになります。でも出ない時は仕方なく開けちゃいますけど(笑)」
7) おつりは新札
増田はつり銭用に毎日銀行で新札に替える。
「おつりを新札でもらったら気持ち良いじゃないですか。僕がそうだから。でも最近カードでの支払いが多いので、ぜんぜん使わなくなりました。レジを締める時に売上があるのに現金が入ってないのを見てちょっと切なかった」と笑う。
しかも、NO Charge & NO Tax の明朗会計。
これも増田のこだわりだ。
「酒場で気持ちよく酔う人を見るのが好き。キッチンにいると聞こえてくるお客さまの笑い声で僕は幸せになる」と言う増田の店は今日も賑わいをみせる。
最後に、記事の演出上、増田って呼び捨てにしてごめんなさい〜。