2019.4.25
料理も時間も自由に楽しむ大人たちが深夜まで集うビストロ〜ヨシダ ハウス〜
最近、恵比寿から広尾あたりにハートがときめくお店が増えてくれて嬉しいのです。
さらに言うと、遅くまでやっているところが多いので、予約困難店であっても遅めの時間から突撃できてしまうのでありがたい。
まぁ、問題は夜中においしいお料理とお酒をたらふくいただいてしまうことかな。
さて、ここを教えてくれたのは麻布「タストゥー」のオーナーシェフの堀江毅さんと恵比寿「レストランオカダ」の木村伸也ディレクターです。たまたま同じお店で食べて飲んでいて、何となく話し始めたら閉店まで盛り上がり、「ヨシダ ハウス、行ってみてください。いいですよ〜」と言われたので、その足でひとりでぷらっと行っちゃいました。
黒塗りの一軒家なので「もしかしたらオシャレして来なきゃいけなかった?」と思ったのですが、入ってみるとほんわかウッディな感じで居心地が良いとか温かみがあるって形容詞がとっても似合う感じ。
シェフの吉田佑真さんもスタッフのみなさんもTシャツにエプロンなので初めてでも気が楽。
それにしても夜中の1時だっていうのにカウンターは満席。ひとりだったけどテーブル席に通されました。
メニューを見ると料理はめっちゃクラシック。
なんか骨太な感じで良さげ。アラカルトっていうのも、時間と誰と食べるかによってはとってもありがたい。このスタイルは吉田さんの経歴によるものでしょうね。
ということでサクッと経歴を説明します。
20歳から料理の道に入り、23歳で熊本から上京して乃木坂のフランス料理店、その後1年という期間限定で魚のおろし方を学ぶために魚屋さんに勤めてから代々木の「レストランキノシタ」、表参道の「ビストロ ル マン」を経て「ヨシダ ハウス」のオーナーシェフとなりました。
まさに正統派フランス料理の世界で腕を磨いてきたってことです。
おつまみには「タコの燻製とウフマヨネーズ」「キャロットラペ」「エシャロットクリームチーズディップ」などが並び、アントレには豚のウデ肉や肩ロース、鶏レバーなどを「なめろう」のようにして固めた「パテドカンパーニュ」、鯵と海老とその日にある食材で作る絶品の「スープドポワソン」、15~16種類の野菜がもりもり食べられる「野菜の一皿」などがあります。
メインは牛、羊、豚……、お魚屋さんで修業したので、お魚主体かと思いきやお肉料理が多いかな。