よみタイ

分析力、思考力、ユーモア、ファッション…巣ごもり中に「センスを鍛える」5冊

長引く自粛生活、皆様いかがお過ごしでしょうか。
「よみタイ」では、Stay Homeの一環として、 “巣ごもり中にステップアップ”をテーマに、自宅で手軽に読める電子書籍を紹介しています。
これまで「大人の教養」、「性と恋愛」、「心と体を整える」、そして「プロフェッショナル」を学ぶ本を取り上げました。
ラストとなる今回ご紹介するのは、「センスを磨く」電子書籍。
ひらめき力からカルチャーやファッションの知識まで、「センスがいい人」になるためのヒントがたっぷり詰まった5冊です!

違和感を言語化して感受性を磨く!

群ようこ『いかがなものか』
群ようこ『いかがなものか』

テレビでニュースを見ていて、友人と会話をしていて、「ん?」と違和感を覚えたり、納得できないと感じたりすることは多々あるはず。
それらを「なんとなく」や「モヤモヤ」といった言葉で片付けて、心の隅に追いやっていませんか?

いかがなものか』は、作家の群ようこさんが、日常で起こる出来事、出会う人々、見聞きするあれこれへの「違和感、疑問、いや、きらい」の理由を掘り下げたエッセイです。

不倫、インスタ映え、グレイヘア、中高年女性の女子会などに対する疑問や違和感に群さんがズバリ切込みます。
「前からなんとなく思っていた!」「よくぞいってくれた!」と、読んで思わず“膝連打”するものばかり。

著者の痛快な語り口にスカッとするだけでなく、日頃「なんとなく」感じていることを「言語化」することによって、思考や感情が整理されることに気づきます。

感受性のアンテナを磨き、自分らしい考え方や生き方に敏感になれる1冊です。

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