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分析力、思考力、ユーモア、ファッション…巣ごもり中に「センスを鍛える」5冊

着物の流儀を知って「粋」な人になる!

加門七海『着物憑き』
加門七海『着物憑き』

市松人形のために手に入れた着物。夜、袖から白い女の手が――。
友人の祖母の遺品。美しい振袖がいつの間にか見当たらなくなり――。

着物憑き』は、着物にまつわる言い伝えや怪談をまとめたエッセイ。著者は、日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、豊富な心霊体験を持つ加門七海さんです。

「着物は素敵だと思うけど着こなすのは難しそう」「おばあちゃんが着ていた着物がタンスに眠っているけどどうしたらいいのかわからない」
そんな方も多いのでは?

本書は、着物入門書としてもおすすめです。
着物の流儀や歴史、小物にまつわる知識など、着物を“愛しすぎてしまった”著者による丁寧な解説もたっぷりと収録されています。

これまで着物を楽しむ機会が少なかった人や縁遠く感じていた人も、読み終わった後はきっと着物に袖を通してみたいと思うはず。

日本文化としての着物の魅力や奥深さを体感し、「粋」な感性を養うことができるエッセイです。

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