2020.2.15
スポーツ嫌いのエディターTもハマった! 「スポーツ界イケてる顔面図鑑」本当にイケてるエピソード3選
最後は、「活動休止(?)を経て、ザギトワの顔立ちはまたどんな進化を遂げるのだろう〜アリーナ・ザギトワ(フィギュアスケート選手)」。
秋田犬マサルの挿絵が愛らしいこの回のテーマは、「たとえ高速スピン中でも崩れないザギトワの美しい顔」。
オギリマさんによると、「どんなに美しい顔立ちの人であっても、必ず顔が崩れてしまう瞬間」というのがあって、一つは「全力でピッチングをしている瞬間」。そしてもう一つが、「フィギュアスケートで回転している瞬間」。
ところが、超例外的に「どの瞬間を切り取られても顔が崩れない人」というのがいて、それがザギトワなのだそう。
試しに「フィギュア ザギトワ スピン」で画像検索してみたところ、たしかに回転中も鼻筋がすっと通ったまま、崩れていない。
プロのスポーツカメラマンの技術がすごいのかと思って、検索窓から「ザギトワ」の文字だけ削除して再検索してみたら、あ……、ほかの選手はけっこうすごい顔も撮れちゃって公開されているんですね。
ザギトワだってマサルにはかなわないのではないか
ここで私はふと思いました。人間にはさらにもう一つ、どうしても顔が崩れてしまう瞬間があるではないか。
それは「犬に舐められる瞬間」です。
私は長年犬を飼っているのでよくわかるのですが、わんこの生臭いベロが自分に向けられる瞬間というのは、愛と拒絶の気持ちが相まって、反射的に顔が歪んでしまうものなのです。
私のスマホの中にもたくさん保存されています。
ピンクの舌をペロっと出した愛犬が飼い主への信頼感を丸出しにしたなんとも愛らしい表情をしている一方で、腕にモフモフした物体を抱えたまま、のけぞって顔の肉がゆがんだり、口角が微妙に下がって半目になったりしている母や自分の画像が。
さすがのザギトワも、動物相手には美のコントロールが効かないのではないか!?
早速「ザギトワ マサル」で検索してみたところ……。
はい、やっぱり崩れていませんね。マサルから不意打ちにベロンとされても崩れていない。
恐るべし、ザギトワ17歳。
今後、彼女の顔が崩れる日はくるのでしょうか。
いつか、「天才」とか「美少女」の鎧を脱いで、崩れた顔をしたザギトワを見てみたいものです。
そして、それを目ざとく見つけたオギリマさんが嬉々として描く、“人間くさいザギトワ”のイラストやエッセイも楽しみで仕方がありません。
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筋金入りのスポーツ嫌いの心をも開かせる「スポーツ界イケてる顔面図鑑」は、隔週火曜日21時に配信中です!
今後はどんな「顔」が登場するのでしょうか?
どうぞお楽しみに。