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スポーツ嫌いのエディターTもハマった! 「スポーツ界イケてる顔面図鑑」本当にイケてるエピソード3選

どうでもいいことだから、面白い

「スポーツ界イケてる顔面図鑑」は「よみタイ」で昨年11月から連載が始まったスポーツエッセイです。

筆者は、広島カープを筆頭(それも超絶)に、スポーツ界をこよなく愛するイラストレーターのオギリマサホさん。
「私はスポーツ全般にものすごく詳しいというわけではないんです‥‥(愛するカープはおいといて)」と謙遜するオギリマさんですが、独自の分析力と観察眼で、スポーツ選手の「顔」をキーワードに、競技そのものや世相にまつわるあれこれを考察しています。

そんなオギリマさんゆえ、カープ論の本なども書かれているわけですが、本連載では、技術的なことや戦術などは一切語られません。
そして、「顔」に着目するからといって、「この試合のときのこの表情は……」と選手の心理や強さの秘訣が解説されるわけでもなく。

そのかわりに語られるのは、「ソフトバンク工藤公康のカリメロ顔が30年以上変わらなくてびっくり」とか、「双子ランナー・宗兄弟は、最近弟の猛の方がグレーヘアになって見分けがつくようになった」とかとか……。
はっきり言って、スポーツ的には「どうでもいいこと」ばかりです。

でも、どうでもいいことだから、面白い!

ペンタブとか仕事道具に囲まれた部屋で、締め切りの迫った仕事もちょっと置いておいて、工藤の「変わらない顔」画像を夢中になって検索しまくっている……そんなオギリマさんの姿も思い浮かんで(あくまでも私の勝手な想像です)、ニヤけてしまいます。

せわしない世の中で、「どうでもいいこと」にひたすら思いを巡らせて、「どうでもいいけど語りたいこと」があるって、本当にその対象に愛情や興味がないとできないことだと思うのです。

そういう意味で、本連載は、オギリマさんから各選手へのちょっと偏屈な“ラブレター”といえるのではないでしょうか。

そして、オギリマさんの選手愛は、私の頑なな「スポーツ嫌い」の心も溶かしていきました。
連載を読んでいるうちに、その選手のことがすっかり “友達が好きな人”くらいの身近な存在に思えてきて、競技やニュースも気になるようになったのです。

ということで、ここからは、連載の過去回から、私にとって特に印象的で、長年固く閉じていたスポーツへの興味の扉を開いてくれたと感じる、3選手のエピソードを紹介します。

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