夢から覚めて、現実へ……

「離婚したっていい」という廉の言葉を素直に受け入れることができなかった里奈。自分も廉も、全てを捨てる覚悟はないと考えたからです。「もし感情に任せて何もかも放り出せたなら……」と、里奈は選択できなかった廉との未来を思って、涙します。
そして、「経営者の夫を支える専業主婦」という現実に戻っていくのです。

お互いの不貞には言及せず、夫婦関係を続けることを選んだ直哉と里奈

廉との連絡を断ち、元の生活に戻った里奈。直哉の会社は持ち直し、何不自由なく暮らしていますが、心には穴が空いたまま。日常のふとした瞬間に廉のことを思い出してしまいます。

そんな日々が半年続いたころ、里奈のお腹には新しい命が宿っていたのです――。

【本当はずっと前から好きだった…夫も何もかも捨てて彼のもとへ走れば別の未来はあったのだろうか〜第34話（里奈・前編）】
【何をしても彼のことが心から消えない。自分がこんなにも未練がましい愚かな女だったなんて〜第35話（里奈・後編）】

母となった里奈の未来は？

ますます目が離せない「恋と友情のあいだで」。親になる直哉と里奈の関係は?　不倫の証拠を掴んでいる美月と廉はどうなっていくのか？
今後の展開をお見逃しなく！
今回振り返った第22話から35話も、どうぞじっくりと本編でお楽しみください！

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