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「彼氏が途切れない」「モテる」女性の見えざる苦悩……「ダメ恋やめられる!? ~発達障害女子の愛と性~」人気回TOP5

『私たちは生きづらさを抱えている』『発達障害グレーゾーン』などの著書があるライターの姫野桂さんが、発達障害女性たちの恋愛事情に迫るルポ連載「ダメ恋やめられる!? 〜発達障害女子の愛と性〜」。

これまで8人の女性に取材し、発達障害の特性ゆえに起こる人間関係のトラブルや、複雑になりがちな恋愛模様が明らかになりました。
更新するたびに多くの反響が寄せられる本連載ですが、今回は、過去19回の中から特に話題を呼び、アクセス数を伸ばした人気回BEST5を発表。
連載内で紹介された衝撃エピソードや、取材対象者の女性の印象的な告白とともにご紹介します。
人気漫画家・にくまん子さんによる挿絵にもぜひご注目ください!

(イラスト/にくまん子 構成・文/「よみタイ」編集部)

5位 私が好きになれるのはバンドマンだけ……? 33歳女性ライターにかかった「呪い」

記念すべき連載初回私が好きになれるのはバンドマンだけ……? 33歳女性ライターにかかった「呪い」(2021年7月10日配信)は、著者であるライター・姫野桂さん自身のエピソード。

連載開始時は33歳だった姫野さん。歴代4人の彼氏のうち「まともな人は一人」と豪語?する強者ぶり。
そんな姫野さんの好きになる男性にはある共通点が……。そう、姫野さんは「バンドマン」が好きなバンギャルなのです。
バンドマンは「付き合ってはいけない3B(バンドマン、バーテンダー、美容師)」に入ると言われている属性。なかなか幸せへの道は遠いようで、自身の恋愛を振り返りこうまとめています。

私は男運が悪い。いや、正確に言うと男選びが壊滅的である。いつもボロボロに傷ついて終わる。それは発達障害の特性が故な部分もあるのだろう。発達障害女子の恋愛の特徴としては、言われた言葉の裏を読まずにそのまま受け止めてしまい相手の思うがままにされ、時にはモラハラやDVを受けてしまったり、衝動性からその場の勢いでよく相手のことを調べもせず男性を選んでしまったりする。そして、自己肯定感の低い女子も多いので、「こんなダメな私を思ってくれるなんて」と、悪い男に引っかかったりしてしまいがちだ。
(連載本編より)

連載初回では、自ら「ダメ恋」エピソードを語ってくださった姫野さん。連載第16回痩せれば彼が振り向いてくれるかも……自己評価低めの私が陥った摂食障害では、ご自身が長年付き合ってきた摂食障害についても明かしています。

4位 「フン、おもしれー女」が一転「ヤバい女」に……関係が深まるとフラれる発達障害女子の恋

連載15回「フン、おもしれー女」が一転「ヤバい女」に……関係が深まるとフラれる発達障害女子の恋(2021年6月21日配信回)は、行く先々でセクハラに遭うマユミさん(仮名)のエピソード。

「ニュース番組のアナウンサーみたいな、毎日見てもあまり印象に残らないような見た目の人がタイプだったんです。もちろんアナウンサーは素晴らしい仕事なのですが、良くも悪くもない60点、みたいな容姿の人が好きで。そういう人たちはいわゆる『普通の女性』に飽きていて、私のことを『面白い女だ』と思って近づいてきます。見た目は普通の女の子だけど、発達障害の特性のせいでちょっと抜けているところがあって面白い、みたいな。でも、付き合っていくうちに、その『ちょっと抜けている』というのが、毎回デートに遅刻する、毎回忘れ物をするという桁違いのレベルに引いていって『こいつはヤバい女だ』と思われて……大体1年くらいでフラれちゃって辛いんです。だから、いつも同じような定型発達の男性を数名、同時進行して恋愛を進めていました」
(連載本編より)

発達障害の特性から人と同じように振る舞えないことを、好意的に受け取って近づいてくる男性がいるものの、関係を維持することが難しいという苦悩が明かされたこの回。「普通」になれないことを嘆くマユミさんですが、同じく発達障害をもつパートナーにめぐりあい、支え合う姿も描かれる回となりました。

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姫野桂

ひめの・けい
フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。著書に『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)、『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)、『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー21)、『生きづらさにまみれて』(晶文社)がある。


Twitter @himeno_kei

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