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居場所は実家と喫茶店だけ。狭い港町を出ることを拒んだ亡き母の「秘密」とは? 「よみタイ」11月の月間ランキングTOP5

【1位】兄ちゃんはうるさくて嫌だけど、やっぱり娘はいいわね 第5回 ひとりで生きていく勝負を強いられた母、夫と離れず暮らすことで生き延びた義母 / 「実母と義母」(村井理子)

イラストレーション/樋口たつ乃
イラストレーション/樋口たつ乃

人気翻訳家でエッセイストとしても活躍する村井理子さんによる最新エッセイ連載「実母と義母」。
今は亡き実家の母、認知症が進行し要介護となった姑。
『兄の終い』『全員悪人』『家族』など、自身の家族の実話を書き続けてきた著者が、実母と義母、ふたりの女性の人生を綴ります。

「第5回 ひとりで生きていく勝負を強いられた母、夫と離れず暮らすことで生き延びた義母」(11月15日配信)は、配信直後からアクセスを集め続け、11月のランキングトップに輝きました。

故郷・和歌山を遠く離れて夫や子どもと共に生きてきた義母に対し、生まれ育った小さな港町からほぼ出ることがなく生涯を終えた実母。
新幹線に乗って娘や孫の顔を見にくる機会も滅多になかった母。その不安や寂しさに気づいた時には、もう母は亡くなっていて……。
「母との関係を見つめ直そうと思った」「今回はいつにも増して胸を打つ」「飾らない静かな文章が泣ける」「頑張って自立して親の面倒をみている娘より、迷惑をかける息子ばかり気にかける母。うちも似たような家族関係なので切ない気持ちが痛いほどわかる」など、実体験をふまえた様々な声が寄せられています。

そして、村井さんが半生を赤裸々に語るロングインタビュー記事が、前後編に分けて、大好評配信中です!
前編では、幼少期の記憶から学生時代の様子、翻訳家としてデビューするきっかけなど、「今の村井理子ができるまで」を根掘り葉掘りインタビュー。
後編では、翻訳家としての来歴や、エッセイを書く上での心構え、さらには「親離れ」を迎えた子どもたちへの戸惑いや、愛犬・ハリーのこと、そして村井さんなりの自分の守り方についてなど、率直な思いが語られています。

村井作品ファンは必読のスペシャルインタビューです!

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以上、11月の人気作TOP5でした。
12月末には、年間ランキングを発表します!

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