2020.11.7
もしもメロスがLINEを使っていたら、人質セリヌンティウスからの通知は気まずくて未読スルー!?
そんな現代ツールを、童話でおなじみの登場人物たちが思いっきり活用していたら?
名作「走れメロス」のメロスが疾走しながらスマホでLINEをチェックしていたら??
そんな"童話のもしも"を、パロディの名手にしてTwitterのフォロワー数は10万人を超える人気クリエイター・スエヒロさんが真剣に妄想!
現代ツールのあるあるネタと、童話のストーリーが絶妙に絡み合う、本気すぎて面白すぎる、魅惑のパロディ画像を心ゆくまでご堪能ください!
(世界昔話編はこちら、童話のプリンセス編はこちら、昔話のヒーロー編はこちら!)
※書籍『もしも桃太郎が少年ジャンプの連載だったら』の第5章「まだまだ奥が深い 現代童話の世界」を一部抜粋・再編集してお届けします。
(文・構成/よみタイ編集部)
もしもメロスがLINEユーザーだったら……?
〜これぞ、友情! 努力! 勝利!〜「走れメロス」ざっくりあらすじ@スエヒロ
あるところに、羊飼いのメロスという青年がいました。ある日、メロスが町を訪れた時、王様であるディオニス王の横暴ぶりを耳にし、メロスは激怒します。メロスは王を暗殺しようとしますが捕らえられ、王の前で人を信じることの尊さを語ります。
メロスは処刑されることになりますが、妹の結婚式に出席したいからと、友人のセリヌンティウスを人質として一度村へ戻ります。メロスが戻ることを信じない王ですが、メロスは川の氾濫や山賊の襲来などの困難を退け、約束の日までに町に戻りました。真の友情を目の当たりにした王は改心し、二人を許しました。というお話。
メロスのLINEトーク画面を覗き見してみると…
スマホ片手に激走中のメロスは、遅刻しそうな旨を人質連絡グループLINEで報告。
なのに、「いまどのあたりですか?」というセリヌンティウスからのLINEは気まずくで未読スルー。よく見ると通知オフまでしています。親友なのに。
ツイッター「ギリシャのトレンド」をメロスの話題が独占!
ツイッターのトレンド欄は「メロス頑張れ」が1位。
「#メロスが見舞われそうな災難」は大喜利状態に。
※メロスの走りに加担するような行為は罰則対象です
メロスが走るコース沿道には、交通規制を知らせるチラシが。
応援は自由ですが、走りに加担する行為(馬、荷馬車、飲食の提供)は、ディオニス王に罰せらせる場合があります。