2020.10.31
40代を乗り切るために必要なのは、歩き回って牡蠣食べること!? 大久保佳代子×川村エミコ対談「40代女子の答え合わせ」
40歳を過ぎて感じた「大丈夫だ! 行ける!」
川村 今日のテーマが、「40代女子の答え合わせ」っていうことで。私が40歳で、大久保さんが49歳。40代の先輩として色々伺いたいと思ってます。
大久保 言っとくけど、40なんて全然まだ若いからね。
49歳は、食事はボロボロこぼすし……自分の口の出方を過信しすぎているのかもしれないね。
川村 大久保さんとご飯に行ったときに、割り箸割らずに食べようとしてましたもんね。
大久保 そういうこともあったね……スプーンだと思ってたのよね。
45歳を過ぎたくらいからかな、人からどう思われてもいい、っていう感情が強くなってきたの(笑)。
川村 わかる気がします。39歳の時、40になるのが夜眠れないくらいめちゃくちゃ怖かったんですけど、いざ40になってみたら、ガシャーンガシャーンってなんか強くなって。何来ても大丈夫じゃんって思ったんです。
大久保 鎧着たの?
川村 そうです。「あ、大丈夫だ! 行ける!」ってなりました。
大久保さんは40歳になったときどう思いました?
大久保 記憶にございません。
川村 急に政治家みたいになって。
大久保 本当に覚えてないんだけど……。私40くらいのときにすごくお仕事をもらっていて、ラッキーなことにあんまり何かを考えなくてよかったのかもしれない。だから、45歳くらいからしんどくなってきたかな。
川村 45歳になると何が起こるんですか?
大久保 ちょっと仕事が落ち着いてきたからね。あと、女性は特にそうだと思うんだけど、結婚して子どもを持つっていうことが、「ああ、もうないんだろうなー」って実感が湧いてくるわけ。急に可能性が一段ガクッと下がる感じ。なんか、そういう段差がわりと大きい階段が控えているのが見え出したのが45歳頃かなあ。
川村 ああ、膝をめっちゃ気を付けないといけないやつ。
大久保 そう。40歳だと、まだまだ体力も気力もあったから、特にそんなに考えたりもしなかったんだけど。