「いってくれないとわかんないだろ!!」

いつまでも口をきかない妻に対し、夫は「いいたいことちゃんといってくれよ！ オレがなにしたっていうんだよ」「いってくれないとわかんないだろ!!」と迫ります。
これに対し妻は（いってわかんなかったからこんなふうになってるんじゃない）と、心の声で反発。
実際に言い返そうとしますが、「ケンカしちゃダメ」と子どもからの制止が入り……という場面でした。

「言わないとわからない夫と、うまく自分の気持ちが伝えられない妻。我が身を振り返りつつ、現実の多くの夫婦や男女のすれ違いの原因がここに詰まっていると感じました。妻は言っているつもりだったのに、夫にはなぜか不機嫌な妻としか映っていなかったわけですよね。ここを読んで『やっぱり他人にはちゃんと言わないとわからないのだな』と良い意味で諦められたというか、冷静になれました」（40代・女性）

「子どもに不安を与えていてどちらも幼い印象を受けました。夫にも妻が理解できない悩みや苦しみがあるかもしれない。どちらがどう悪いということではなく、完全には理解しきれないのはお互い様という認識が必要では」（40代・男）

「いってくれないとわからないという夫の訴えももっともだと思うけれど、そうはいってもこのくらいはいわなくても気づいてほしいということもある。そのラインが合わない相手なら離婚したほうがいいのかなと思いました。そう簡単に離婚できるものではないけれど、何年も苦しんで、子どもにケンカを止められるような状況はよくないと思うので」（30代・女性）

単行本は11月26日発売！予約受付中です！

この後、16話で、12歳になった長女から衝撃の事実を明かされた誠。
思いがけない妻の真意を6年目にして突きつけられた夫が呆然とすることころで、「よみタイ」での連載は終了しました。気になる結末は単行本で!

書き下ろしを加えた単行本は、11月26日に発売予定です。現在予約受付中！
詳細はこちらから。

この夫婦はいったいどこへ向かうのでしょうか。そして、どんな結論を出すのでしょうか。
どうぞ楽しみにお待ちください！