2020.10.7
ニベアの裏技から本当に便利なエコバッグまで。人気連載コラムのライフネタTOP5を一挙公開!
ウイークデーの毎夜を大人のウンチクとセンスと茶目っけにあふれる文章で彩ってくれた本連載は、先日9月18日をもって惜しまれつつも最終回を迎えました。
毎週月〜金曜日、休むことなく連載は続き、その数なんと全380回!
この偉業を成し遂げた佐藤さんに敬意を表し、また、長くご愛読いただいたファンの皆様に感謝を込めて、連載完結記念特別企画をお送りします!
全380篇の名コラムの中から、特にPVで人気を集めた回のトップ5をランキング形式でご紹介。
ランクインしたコラム本文と写真は、丸ごと再掲載します!
佐藤さんの“グリズリーワールド”、改めてじっくりとご堪能ください。
前回はファッション編をお届けしました。
続編となる今回は、ライフ編の上位5篇を発表します。
毎日がもっと楽しく快適になるようなアイテムやアイディアが満載です!
【第5位】タイガーバーム
まずは、第147回(2019年10月22日配信)、「タイガーバーム」の回がランクイン。
“スースーするやつ”=メンソール系外用薬を愛用している佐藤さんが、待ちに待ったタイガーバームの日本再販売を受けて執筆したコラムです。
ただひたすら“スースーするもの”への愛を綴ったラブレター的コラム「おっさんになるとなぜ、“スースーするやつ”が好きになるのだろうか?」とあわせてぜひお読みください。
国内販売再開大万歳! ファンから見たタイガーバームの良い点・悪い点
タイガーバームの国内販売再開を、本当に心から喜んでいるのです。
前にも本コラムで触れたが、僕はシンガポール生まれの軟膏・タイガーバームの大ファン。
デスク周りに長年常備していて、ちょっと肩が凝ったとき、腰が痛いとき、頭が痛いとき、鼻が詰まったとき、虫に刺されたとき、その他気分が優れないときに、サッと出してピッと塗ってスッとしている。
ところが2015年、日本での輸入・販売権を持ち、日本人の肌感覚に合わせたアレンジを加えた上で流通させていた龍角散のライセンス契約が終了してしまい、国内での販売が途絶えてしまった。
困った僕は海外旅行へ行くたびに買いこんでいたが、使い切ってしまったあとは似たような効果があるとされた他社のバームでお茶を濁したりしていた。
だけどやっぱり、タイガーバームに勝るものはないと気付かされたのだ。
そして今年の夏。
なんと、タイガーバームの国内販売が再開されたのである!
龍角散に変わりシミックCMO株式会社が輸入元、イワキ株式会社が販売代理店となる新体制が整ったのだという。
僕のこの深い喜び、わかってもらえるだろうか?
赤・白二種類がラインナップされているタイガーバーム。赤を使うときは注意が必要だ
ただし龍角散が輸入・販売していた頃と比べ、まだ販売網が整備されていないのか、一般のドラッグストアの店頭ではあまり見かけられない。
近場で販売している店を押さえようと思っていたのだが結局見つからず、今はもっぱら通販で入手している。
ところでタイガーバームには赤・白の2種類あることはご存知だろうか?
白は冷感タイプで塗るとスースーし、赤は温感タイプで塗るとホカホカしてくる。
効用は両者ともほぼ同じだが、使われている成分が違うので香りもだいぶ違う。
メジャーなのは白の方で僕もずっと白を愛用しているのだが、試しに赤の温感タイプを買ってみたことがある。
でも一本使い切らずに捨ててしまった。
効き目に関しては申し分ないからディスる気はないのだが、僕にとってはひとつ困った問題があった。
服に色が移ってしまうのだ。
ついた色は洗濯しても簡単には落ちないので、白いTシャツを着ているときなんかは注意したほうがいい。
僕はうっかり忘れて何枚もの白Tをダメにしてしまったので、赤は使わないようにと決めたのだ。
まあそんな小さな問題は置いておいて、とにかく、タイガーバーム販売再開万歳!
それにしてもこんなに喜ばしいことなのに、世の中がそれほど盛り上がっている感じじゃないのはなんでだろう?