2022.9.5
成長した我が子と再会した父が絶望した「取り戻せない10年の空白」。「よみタイ」週間ランキングTOP5【8月28日~9月3日】
前回は、猫沢エミさんのエッセイ連載「猫沢家の一族」が1位に輝きました。
今回のランキングはどのようなラインナップとなるでしょうか。
各連載のあらすじや、読みどころもあわせてご紹介します!
(構成・文/よみタイ編集部)
【5位】パリ郊外の暴動のさなか、流れ弾と催涙スプレーに裸足で逃げ回った2007年の夏 第5回 パパ・ヘミングウェイもびっくりな猫沢家の移動「呪」祭日/「猫沢家の一族」(猫沢エミ)
ミュージシャンで文筆家の猫沢エミさんによる連載「猫沢家の一族」。
著者の猫沢さんは2002年にフランスに渡り、2007年までパリに住んだのち帰国。そして、2022年2月14日、2匹の猫と共に再び渡仏し、16年ぶり、2度目となる、パリでの生活をスタートしました。
本連載は、フランスと日本を結んで描くエッセイ連載です。
遠く離れたからこそ見える日本のこと、故郷の福島のこと、そして数々の家族の逸話について綴られます。
「第5回 パパ・ヘミングウェイもびっくりな猫沢家の移動『呪』祭日」(8月18日配信)は、著者の周辺で起きた物騒な事件の報告からスタート。
アパルトマンへ引っ越してきて、ひと月半ほど経った頃、近所で青年が殺害される事件が発生。
実は治安の悪い環境での生活には耐性がついているという著者。
バニョレに住んでいた頃は、暴動のさなか街に出てしまい、「誰かが撃った流れ弾が近くを掠めた」こともあって……。
これまで、猫沢家の面々の強烈なキャラクターと衝撃的なエピソードが紹介されてきた本連載。
最新回では、著者本人にもしっかりとその血が受け継がれていることが明かになりました。
「パリの様子がリアルに伝わってきて面白い」「猫沢家がおかしくて愛おしくてたまらない」「文才がありすぎる」と、回を重ねるごとにファンを増やしているエッセイ連載。
次回は、9月15日(木)公開予定です。お楽しみに!