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村井理子さんが「亡き母と認知症になった義母」への思いを綴る新連載に反響続々! 「よみタイ」週間ランキングTOP5【7月17日〜7月23日】

【3位】再会ってそんなに難しいことなの? 第12話 行方/「今朝もあの子の夢を見た」(野原広子)

前作『妻が口をきいてくれません』が手塚治虫文化賞「短編賞」を受賞した野原広子さんの最新連載「今朝もあの子の夢を見た」。
主人公の山本タカシは、バツイチ、ひとり暮らし、スーパー勤務の42歳。
コーヒーを淹れ、朝食をとり、洗濯をして仕事へ。
そんないつもと変わらない日々のなか、新しい女性スタッフ、30歳の鈴木真美が転職してきます。
ふたりの距離はじょじょに縮まり、タカシは彼女に、離婚後10年間も娘に会えていないことを告白。そして、真美の手助けもあり、娘の通っている学校を突き止めますが……。

「第12話 行方」(7月9日配信)では、10年ぶりに再会を果たしたタカシと娘のその後が描かれています。
再会を機に娘との交流を深め、失った時間を取り戻したいと期待していたタカシですが、娘のさくらからは何の連絡もないまま、再び行方が分からなくなってしまいます。

続く「第13話 他人の家庭」(7月23日配信)は、タカシの同僚である真美視点のエピソードです。娘から連絡がないまま時が過ぎ、落ち込むタカシの様子を間近で見て、心配する真美。実家の母からは「人の家庭のことはわからない」と言われ……。

タカシの家庭では一体何があったのでしょうか。
気になる続きは8月13日公開予定です。

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