2023.3.13
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【3位】不機嫌は脳波によって伝染する?──慶應義塾大学教授・満倉靖恵さんはどのように感情を「定量化」したのか /(特集記事)
書評家のタカザワケンジさんが、毎回話題の著者にインタビューする特集企画「注目の新刊 著者インタビュー」。
第1回は、『優しい地獄』の著者、イリナ・グリゴレさんでした。
待望の第2弾となる今回は、慶応義塾大学教授で、初の新書『フキハラの正体 なぜ、あの人の不機嫌に振り回されるのか?』が話題を呼んでいる、満倉靖恵さん。
この本を書いた理由について
「一緒にいる人が不機嫌だと自分の気持ちも落ちていくということを分かっていただきたかった。逆に言うと、不機嫌な人が身近にいないだけで、その人はハッピーになる可能性が高いんです。だから我慢しないで不機嫌な人とは距離を取ったほうがいい。自分はどうしたいのかがなかなかわからず、選択できない人が多いと日頃から感じているので、選択の後押しになればいいなと思います。」
と語る満倉さん。
インタビューでは、「フキハラ」=不機嫌ハラスメントの研究の経緯や、感情を数値化する方法が明らかに。
話言葉ならではの親しみやすさとわかりやすさも手伝い、書籍『フキハラの正体 なぜ、あの人の不機嫌に振り回されるのか?』で述べられている内容への理解度や親近感がより深まるインタビューとなっています。