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90年代のサブカルに支えられたタイ料理ブームが「カルチャー消費」で終わらなかった理由とは? 週間ランキングTOP5【3月5日~3月11日】

【4位】あなたの手に職をつけてあげます。手に職がなければ生きていけませんから 第8回 亡兄が保管していた四十五年前に母が描いた油絵/ 「実母と義母」 (村井理子)

『兄の終い』『全員悪人』『家族』では、並外れた記憶力と内省で家族の深刻な問題を描きながらも、持ち前のユーモアをまじえ、多くの共感を呼んできた村井理子さん。
先日は、著書『本を読んだら散歩に行こう』に収録されたエッセイが難関私立・灘中学校の入試問題に採用され、話題を呼びました。

そんな村井さんの最新エッセイ連載が「実母と義母」 です。
今は亡き実家の母、認知症が進行し要介護となった姑。
母親であること、妻であること、そして女性として生きていくということ……。
翻訳家でエッセイストの村井さんが、複雑な関係であり続けた「二人の母」とついに対峙し、それぞれの人生を綴ります。

イラスト/樋口たつ乃
イラスト/樋口たつ乃

「第8回 亡兄が保管していた四十五年前に母が描いた油絵」(2月21日配信)が、月をまたいで読まれ続け、週間ランキング4位に入りました。

習い事の教室を運営し、「先生」「師範」として多くの生徒を抱えていた義母。「嫁」となる著者にその教室を継ぐことを強要します。
一方、多趣味で凝り性ではあるものの、習い事教室の先生や生徒になることはなく、一人で趣味に没頭するタイプだった実母。
時は経ち、実母はすでにこの世になく、義母は認知症になって教室を閉じることに。
対照的な二人の母の人生を振り返り、著者が今思うことは……。

読者からは「今回もずしんと響く」「村井さんの文章からは、喧嘩別れで終わりにできない家族関係の難しさと愛おしさをしみじみと感じる」「強烈な義母に対してもブレない自分を持っている村井さんがかっこいい」「お母さんの描いた油絵を大事にしていたお兄さんの気持ちを考えると切ない」など、多くの反響が寄せられています。

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