2023.2.20
「日光ライト」を使い分けてライトセラピー…フィンランドで学んだ冬生活の知恵。「よみタイ」週間ランキングTOP5【2月12日~2月18日】
前回は、稲田俊輔さんのエッセイ連載「異国の味」が1位に輝きました。
今回のランキングはどのようなラインナップとなるでしょうか。
各連載のあらすじや、読みどころもあわせてご紹介します!
(構成・文/よみタイ編集部)
【5位】メガネ屋嫌いのおじさん、ひとりでメガネを買いに行く/ 「午前三時の化粧水」(爪切男)
ドラマ化もされた『死にたい夜にかぎって』で鮮烈デビューを果たした作家の爪切男さん。
『クラスメイトの女子、全員好きでした』をふくむ3か月連続エッセイ刊行など、作家としての夢をかなえた爪さんに突如芽生えた思い。それは、「いい感じのおじさん」になりたいということ。
「午前三時の化粧水」は、ひょんなことから健康と美容に目覚めた著者が、「いい感じのおじさん」を目指して奮闘する日々を綴るエッセイ連載です。
連載11回では1年で30キロ近く痩せて、彼女ができたことを報告していた著者。13回では、その彼女と同棲生活をスタートして、食生活にも変化があったことを明かしていました。
連載14回「メガネ屋嫌いのおじさん、ひとりでメガネを買いに行く」(2月12日配信)は、さらなる身だしなみ改善のひとつとしてメガネを新調するエピソードです。
愛しの彼女から「いつまでもダセえメガネかけてんじゃないよ。あんたにそのメガネは似合わない。とっとと買い替えてきなさい」と言われつつも、メガネ屋への強い苦手意識から、買い替えをのらりくらりとかわし続けていた著者。
ところがある日、「こういう些細なやるやる詐欺が積み重なって〝別れのきっかけ〟になるんだよ! もう無理! 明日メガネを買いに行くか、明日私と別れるか、どっちか選びなさい」と最終通告を突きつけられ……。
恋人から厳しくも愛あふれるエールを受け、トラウマ克服に挑む著者の姿に、読者からは「自信につながる努力ができる爪さん、尊敬します!」「『私は美しい人間ではない。でも恥ずかしい人間ではないはずだ。』に思わずウルっときた」「本当に素敵な彼女さん♡」などの感想が寄せられています。
ダイエットや恋人との生活で内面にも変化が出てきた著者の爪さん。これからさらにどのような変化を遂げていくのか、今後の展開にご注目ください!