よみタイ

寿木けい「土を編む日々」

第5回 愛しい四文字

きんぴらフランス レシピ

▶材料(直径25センチのフライパンで作りやすい量)
・ごぼう 1本(60センチ程度)
・人参 ごぼうの3分の1の量
・油 大さじ1弱
・砂糖 小さじ1
・醤油  ふた回しくらい
・白ごま 
・バゲットやバタールなどのフランスパン

▶作り方
ごぼうは泥を洗い落としてから斜め薄切りにし、それをさらにマッチ棒程度の太さのせん切りにする。にんじんも同じように切る。ごぼうは水に1~2分さらし水気を切っておく。フライパンをじゅうぶん温めてから油をひき、ごぼうとにんじんを炒める。火は強めの中火をキープする。片手に菜箸、片手に木べらやスプーンを持って炒めると、具材が扱いやすく、手早く均一に火が通る。2〜3分してごぼうが透き通ってきたら、砂糖を加えてなじませる。火を止めてから醤油を回しかけ、色が全体に染みるように混ぜ合わせる。白ごまを指先でひねり潰しながら加える。
バゲットを厚さ2センチに切り、真ん中に切り込みを入れて、きんぴらごぼうを挟む。

▶心がけ
・ごぼうは水に長時間さらすと水っぽくなってしまう。1〜2分ひたして軽くゆすぐ程度でじゅうぶん。
・炒める際にフライパンをあおって具を躍らせる方法もあるが、家庭の火力だとどんどん温度が下がり、ごぼうが水っぽくなる。
・火力が強いまま醤油を加えると、はねや焦げつきの原因になる。
・子どもも食べるので、唐辛子は加えていない。辛さを加えたい場合は、最後に七味をふる。
・余裕があれば、白ごまはすり鉢であたっておく。より香りが立つ。

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寿木けい

すずき・けい●富山県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社で雑誌の編集者として働きつつ、執筆活動をはじめる。出版社退社後、暮らしや女性の生き方に関する連載を持つ。
2010年からTwitterで「きょうの140字ごはん」(@140words_recipe)を発信。フォロワーは現在11万人以上。著書に『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない』、ロングセラー『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』、エッセイ集『閨と厨』がある。
現在、東京都内で夫と二人の子どもと暮らす。

砺波周平

となみ・しゅうへい●写真家。1979年仙台生まれ北海道育ち。
北里大学獣医畜産学部卒業。大学在学中から、写真家の細川剛氏に師事。
2007年東京都八王子市に東京事務所を置く傍ら、八ヶ岳南麓(長野県諏訪郡富士見町)に古い家を見つけ自分たちで改装し、妻と三人の娘、犬、猫と移り住む。
写真を志して以来、一貫して日々の暮らしを撮り続ける。現在、作品が「暮しの手帖」の扉に使用されている。東京都と長野、山梨に拠点を持ち活動中。

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