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泣き虫番長・清原和博の今後の活躍を見守りたい〜清原和博(元プロ野球選手)

甲子園で優勝して泣き、ドラフトで涙を流し、1987年の日本シリーズではあと1アウトで巨人を下して日本一というところで、一塁上で守備につきながら涙を流していた清原。

「番長」と呼ばれるようになってからも、清原はたびたび泣いていた。厳つい見た目の裏で、涙もろさは昔から変わらなかったのである。

涙もろいということは果たして心が弱いということなのか

清原の「涙もろさ」を、「心の弱さ」と結びつけるのは簡単かもしれない。
その弱さが薬物使用に結びついたのだと考えれば、周囲は納得しやすいからである。

しかし昨年12月、野球教室「レジェンドベースボールフェス」で、大久保博元や佐々木主浩ら仲間への感謝を述べながら泣き、2人の息子のメッセージ入りTシャツを渡されて泣いた清原の涙は、単なる「弱さ」ではなかったのではないだろうか。それは「周囲への優しさ」のようにも見えた。

前述のテレビ番組で、清原は今後の目標について、薬物依存に苦しむ人のために「依存症予防教育アドバイザー」の資格を取得すること、高校野球の指導者の資格を取ることなどを掲げていた。
薬物依存から抜け出すのはきっと並大抵のことではない。しかし度重なる故障に苦しめられながらも現役生活を23年も続けてきた清原ならば、きっとこの目標を達成できるのではなかろうかと信じている。

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オギリマサホ

1976年東京都出身。イラストレーターとしてシュールな人物画を中心に雑誌や書籍などで活躍。中学1年までは巨人ファンだったのが、中2のときに投手王国・広島カープに魅せられ、広島ファンに転向。そのカープ愛が炸裂するイラストエッセイ『斜め下からカープ論』を刊行。野球のみならず、広くスポーツ界を愛している。
Twitter@ogirim

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