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使わなかった母性はどこにいくんだろう 第3話 子なし孫なし

西村清美46歳、教師、結婚歴なしの独身。
忙しく仕事をするうち、いつの間にかひとり暮らし歴を重ね、嫁がず産まずこの年に。
これから病気になったらどうなる? 死ぬときは誰にも看取られないのか。
そして、誰かを好きになったり、好きになられたりすることも、この先一切ないまま一生を終えるのだろうか。
恋も結婚も考えていなかったけれど、ふとしたことから清美の日常に変化が訪れる…。
女性の心理を隅々まで描く第一人者が、独身中年女性の実像に迫る意欲作。
ロングセラー『妻が口をきいてくれません』『今朝もあの子の夢を見た』に続く待望の連載です。

前回は、先輩の女性に「枯れてる」と断じられた清美さんが描かれました。今回は、更年期障害の診断を受け、女性としての「終わり」を感じることに…。

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第3話 子なし孫なし

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新刊紹介

野原広子

のはら・ひろこ●イラストレーター。作品に『離婚してもいいですか?』『離婚してもいいですか? 翔子の場合』『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』『ママ、今日からパートに出ます! 15年ぶりの再就職コミックエッセイ』『消えたママ友』『赤い隣人』(以上すべてKADOKAWA)『お仕事はじめました!』(主婦と生活社)『人生最大の失敗』(オーバーラップ)『今朝もあの子の夢を見た』などがある。
2021年『妻が口をきいてくれません』『消えたママ友』2作により、第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞。

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