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暑い夏は毎日でも! 渋谷で食べる日本一旨いホルモン焼肉

年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

じめじめとした梅雨もやっと終わり、いよいよ本格的な夏がやってくる。

朝から晩まで蒸し暑く、汗をだらだらとかいた身体が欲するのは、やはり焼肉だ。
特にキンキンに冷えたビールでホルモンを流し込むのは至福の瞬間だろう。
とはいえ、肉バカはアルコールがダメなので、キンキンに冷えた烏龍茶で流し込むのだが。

さて、散々焼肉やホルモンを食べまくった肉バカが、心底ホルモンを食べたい時に通っているお店とはどこか。

それこそが渋谷にある【炭火焼 ゆうじ】だ。

世の中の肉好きの圧倒的支持を得ている超名店だが、正直あまりに凄すぎて、ゆうじで食べ慣れてしまうと他のお店で物足りなくなってしまうため、注意が必要である。

一体何がそこまで違うのだろうか!?

それには

素材のクオリティ
丁寧な仕込み
調理技術の高さ

の3つが挙げられる。

凄さの①素材のクオリティ

ホルモンをメインに扱う焼肉屋では月曜日定休が多いが、ゆうじの定休日は日曜日。

それは仕入れを行っている内臓業者の定休日が日曜だから。
仕入れ先が営業している日に自分のお店は休めない。

それが店主・樋口裕師ひぐちゆうじさんの考え方。
創業から時間を積み重ね、お金ではなく気持ちで繋がった信頼関係が、とんでもないクオリティのホルモンの仕入れを可能にしている。

凄さの②丁寧な仕込み

ゆうじの仕込みが始まる時間は早い。
何種類もあるホルモンを1つずつ丁寧に洗う。

部位によっては、臭みの原因となるヌメリを小麦粉を揉み込んで洗い流したり、手間暇を惜しまず毎日繰り返すのだ。

夏場は良いが、冬場の寒い時期でもお湯ではなく水で洗うのは、さぞかし重労働だろう。

しかし、それが食べた時に明らかな差になることを知っているのだ。

凄さの③調理技術の高さ

ゆうじで食べていて驚くのは、その味付けの素晴らしさ。
とにかく多彩で、完成度が高いのだ。

例えば塩味のホルモン盛り合わせ。
タン、ハラミ、ミノ、テール等、8種類ほどの盛り合わせが出てきたとしても、全ての味付けが違っていたりする。

また、いつも食べている部位が、ある日食べると今まで以上に素材本来の旨味が強く感じられたりする。

普段は塩胡椒に胡麻油やニンニクで味付けされていた部位が、その日の素材やお客の好みで純粋に塩のみで味付けするといった引き出しもある。

タレはもっと多彩だ。

醤油ベースや味噌ベースだけでなく、季節や天気に応じて辛味の調整を加えたり、微調整が天才的
しかも、どのタレの重たさがなく、毎日でも食べたくなるような優しさがある。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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