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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」
年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

和牛ならではの旨味が爆発する絶品ハンバーガーが存在した!

大人も子供も誰もが大好きなハンバーガー。

昔はマクドナルドをはじめとしたチェーン店の安価なものが主流だったが、今ではちょっと贅沢なグルメバーガーなども多く、料理としての地位も格段に上がっているように感じる。

柔らかいパティを使っていたり、逆に噛み応えのある肉々しいパティを使っていたり、それ以外にもパティをサンドするバンズも様々なタイプがあって、ハンバーガーと一言で言ってもそのバリエーションは無限に存在する。

そして、ハンバーガーで大事なのは全体のバランスだ。
それゆえにパティだけが突出して美味しくても、ハンバーガーとしてはそれほど美味しくない場合が存在してしまう。

特に和牛をパティに使っている場合。
柔らかく脂の乗った和牛でハンバーガー全体のバランスを取ることは意外なほど難しい。

せっかく奮発して高価な和牛ハンバーガーをオーダーしたのに、満足出来なかったとしたら辛すぎる。

という事で、今回は和牛好きの肉バカがハマっている、絶対に外さない〝和牛を使った絶品ハンバーガー″を紹介したい。

ALDEBARAN(アルデバラン)/六本木

千葉県松戸の人気店・R-S(アールズ)で修行した店主が2018年6月に六本木にオープンさせたのが「アルデバラン」。

ハンバーガーの種類は4つほどあるが、まず食べるべきは最もシンプルで、お店の一押しでもあるリアルバランバーガーだ。

オーダー毎に1つ1つ焼き上げる為、出来上がるまで15分ほど待つことになるが、焼き上がったハンバーガーを食べると、全ての食材が強い熱さを持っていて、食べ終わる最後まで冷めることがない。

和牛100%のパティは粗挽きにもかかわらず柔らかでジューシー。
牛肉の味がソースに邪魔されずに、しっかりと自己主張してくる。

そして、半熟の卵やチェダーチーズ、炒めた玉葱等をふわっとしたバンズで挟むことで、素材ごとの旨味が存分に感じられ、さらにこれ以上ないバランスを生み出している。

まず食べるべきはこのリアルバランバーガー
まず食べるべきはこのリアルバランバーガー

ハンバーガーを色々食べると、和牛よりもサシの少ない輸入牛肉を使った肉々しいパティの方がバランスが取れていて美味しく感じやすいと思っていたが、ここのリアルバランバーガーを食べて考えが一変した。

輸入牛にはない和牛の持つ旨味がしっかりと活かされ、純度の高い肉汁がバンズや具材と見事に調和し、今まで食べたことのないハンバーガーの感動を与えてくれる。

15分という待ち時間は全く苦にならず、店主が注いだ熱量が伝わる、恐ろしくクオリティの高いハンバーガーである。

星型のプレートが印象的
星型のプレートが印象的
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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