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議論をスムーズに進めるなら、これだけは知っておきたい! 第15回 I couldn’t agree with you more!

ヴァイオリニストとして活躍しながら、ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業した廣津留すみれさん。
ハーバード大学卒業、ジュリアード音楽院修了という華々しい経歴ながらも、渡米したてのころは、非ネイティブとして英語で苦戦したそうです。
そんな廣津留さんが、アメリカでの暮らしで学んだ実践的な英会話フレーズを紹介。
「これってネイティブスピーカーはなんて言うの?」を、噛み砕いて説明します。

「その話すごくわかる!大賛成!」「さらに付け足すと…」
今回は、議論をスムーズにすすめるコツについて。

ディスカッションや議論と聞くと、なんだか堅苦しい討議の場をイメージする方も多いのではないでしょうか。どちらサイドに立つかを決めて、制限時間内に意見をまとめて主張し、さらに相手の意見に反駁する…それは公式なディベートの話。そこまで堅苦しくはならずとも、私たちの日常生活にはたくさんの議論の場が詰まっています。

たとえば友人たちと映画を観た帰り。「あのシーンはどう解釈した?」と聞くと、十人十色の意見が返ってきます。もともと人によって見方が異なるのは当たり前だという認識があるので、人のことを気にせずどんどん新しい解釈を言う仲間がいることは刺激になります。

英語の会話で面白いところは、気軽な会話でも真面目なディスカッション用語を使ったりするところです。日本語での会話だと、「完全に同意します」「それに加えて…」などお堅い言葉を使うと、何言ってるの? となってしまいそうですが、英語は意外と真面目な言葉遣いが日常だったりします。

「え、その意見すごくわかる!」「しかもその後のシーンってこうだったよね!?」と気軽に見えるこんな会話も、ディスカッション用語を使えばカジュアルになりすぎずに丁寧な言葉遣いで返すことができます。

相手の意見に同意するときに使えるのは、カジュアルな “Yeah!”だけではありません。いろいろな語彙を増やして、すこし大人な返し方、身につけてみませんか?

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廣津留すみれ

ヴァイオリニスト。大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にニューヨーク・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士課程)卒業、ジュリアード音楽院(修士課程)修了。ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。現在は成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授の他、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)のコメンテーターも務める。

著書に『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』『新・世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動』、翻訳書に「イツァーク ヴァイオリンを愛した少年」(トレーシー・ニューマン文/アビゲイル・ハルピン絵)がある。。2022年にデビューCD『メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲+シャコンヌ』をリリース。

近影©Brandon Ilaw

公式サイト https://sumirehirotsuru.com/
インスタグラム @sumire_vln

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