2023.2.22
歩数増加減量作戦とふたたびのセルフレジ
そして私のセルフレジ問題である。思わず足を止めて、会計の様子をうかがうと、二台並んだセルフレジでは、私よりもやや年下と思われる女性と、若い男性が精算していた。店には他に客がおらず、もたついても後ろに人が並んであたふたすることはなさそう、というのが、何より幸いだった。私は男性の後ろに並び、
(セルフレジなんて慣れてます)
と落ち着いた風を装いながら、斜め前で精算している女性の手元を凝視していた。
(そうか、あそこの部分にバーコードを読みとらせて、精算ボタンを押せばいいのか)
などと思っていたら、私の番になった。
意外に機械はシンプルで、わかりやすく表示がしてあった。商品のバーコードを赤いライトが点灯している部分に読みとらせて、「現金」の表示の支払いボタンを押し、小銭を硬貨入れに落としたら、レシートが出てきて完了した。百均なので支払う金額がすぐに計算できるのも助かった。あまりに簡単であっけないくらいだった。
しかしこれで、セルフレジが使いこなせるかといったら、まだ自信がない。きっと機械には様々なタイプがあるだろうし、もっと複雑なのもあるかもしれない。考えてみれば、レジでの精算は、バーコードを読みとらせて、カードか現金か、スマホ決済をする人はその手続きボタンを押し、支払いを済ませばいいだけの話なのだが、やはり緊張する。
いつも行くスーパーマーケットでは、セミセルフレジなので、これには慣れているけれど、先日、カードを入れても機械が受け付けをせず、そのままフリーズしたのであせっていると、店員さんが、すぐにやってきて、
「今日は、機械の調子が悪くて、申し訳ありません」
といって、調整してくれて支払いができた。とにかくこういったものに慣れていないので、何かトラブルが起こると、全部、自分のせいだとあせるのである。しかしいちおうセルフレジは経験したので、次は敬遠していた駅前の書店のセルフレジで試してみようと思っている。