物事全て、「平面」ではなく「立体」として考えてみてください。

我々は二次元でなく三次元に生きています。
面側だけでなく裏側まで観察する力が人間にはあります。
横から見たら三角形でも、上から見たら三角錐すいだった、なんてこともあるでしょう？

物事は多面的である、そのように認識してみてください。

さて質問文を読む限り、ヨンヨンさんは物事を一面的に捉えているように感じます。
自分にとって悪いことばかりを見て落ち込み、自分にとって良いことを無視する傾向がありませんか？

心のバランスを失う寸前までいって、前職を辞退したのでしょう？
そしてまた現職では収入の低さを憂いて、前職を羨むのですか？

こんな考え方をしていては…いつまでも幸せを感じることなど出来ませんよ。
だって前職をそのまま続けていたら、質問者さんは精神疾患になっていたかもしれませんよ。
もう二度と働くことが出来なくなっていたかもしれませんよ。
どうしてそのように捉えられないのでしょう。

物事を多面的に捉えてみてください。
前職にも現職にも、良いところも悪いところも存在するはずです。

「自分の判断が間違っていた」
「自分の判断が正しい」

そんな絶対的で一面的な価値基準など世界のどこにも存在しません。

「今」を否定したままでは「未来」は作れない

我々にできることは「今」という材料をもとに「未来」を作ることです。

「今」を否定しても何も出来るわけないじゃないですか。
「前職を辞めなければ良かった」そう思っても、質問者さんはタイムマシンを持っていないんでしょう？　

だったら現状である「今」を許容し、自分の判断を多面的視点で肯定してください。
まず自己肯定することです。

「これで良かったんだ」
「この判断しかなかったんだ」

それでいいじゃないですか。

「今」を否定しても未来は作れません。
未来とは「今」を肯定し許容しているからこそ作れるのですよ。
そしてそのために我々の思考とは多面的なのです。

「30代独身実家暮らしという中で踏ん切りがつけられずにいます。」
質問文にあるこちらも引っかかるポイントです。

「30代独身実家暮らし」だからこそ何も気にせず身動きが軽いんじゃないですか。
もしあなたが結婚して子供がいたら、新しいことを始めにくくなるはずでしょう？
最悪収入がゼロになっても実家だから、なんとか暮らしていける、妻も子供もいないのだから迷惑をかけることもない。
だからこそ今、チャレンジしたり動いたりできるじゃないですか？

もし既婚で子持ちの方が質問者さんの文章を見たら怒ると思いますよ。
「何贅沢なこと言ってんだ」と。

どうして自分に都合の悪い部分しか見ようとしないんですか。
どうして未来を作るように、自分の良いところを見つけようとしないのですか。