2020.10.12
ギターのFコードを弾くためにはまず教則本を買う?〜 努力を嫌って逃げ道を探す正解主義的思考の罠
おそらく本人に自覚はないと思いますが、これはもう「逃げ」以外の何物でもありません。
考える時に使うPCやアプリやソフトなんてハッキリ言ってなんでも構いません。windowsだろうがmacだろうがsafariだろうがエクスプローラーだろうが、どんなものを選ぶより「考える」ことそのものが重要です。
また「どこから考えるか」も、自分の仕事、やりたいこと、勉強したいこと、などは自分の人生から導き出されるのだから、他人が正解を与えることではありません。自分の生活が理想とどのように違っていて、その差を埋めるためにはどうすればいいのか? ということを考えて導き出す……そのための1時間です。「どこから考えたらいいか」ということを「考える」ための時間でもあるんですから。
また朝がいいか夜がいいかなどは、失礼ながら本当にどうでもいいことです。好きな時間を選べばいい。お母さんや学校の先生じゃあるまいし、手取り足取り人生の答えを誰かが教えてくれるなら、これほど簡単なことはないでしょう。
辛辣なことを言えば、こうした質問をしている人がすでに、「考えることを放棄している」ではないですか。
何故こんなにも単純な矛盾に気がつかないのか。
努力に無駄なことなどない。逃げるのはもうやめて、行動する気質を持とう
「なるべく無駄な努力したくない」
気持ちはすごく分かりますが、残念ながら得てして理想というものには紆余曲折しないと、たどり着けないものです。
私たちは「1+1=2」に慣れすぎてしまっています。
学校教育では唯一無二の正しい「式」を使い、唯一無二の正しい「答」を求める方法ばかりを叩き込みます。それは戦後の高度経済成長期、急速な工業化に伴い、ロボットのように国民を同じレベルに引き上げるためには有益な教育でした。しかし今では違います。
終身雇用は崩壊し、仕事は転職が当たり前、潰れないはずの会社が潰れ、解雇されないはずの人材が解雇され……「皆同じ」に価値がなくなり「多様性」が求められるようになりました。
自分はどう生きるべきか、
自分の人生はどれが理想か、
何をすべきか、どう生きるべきか、
選択肢が増えて多様性が求められる一方で、私たちは正解主義的思考しか教わっていません。
その中で「方法を教えてください」となるのは確かに理解できます。
でも大事なことは、「あなたの人生はあなたが決めること」なのです。
Fコードを弾くことにすら正解を求めたがるのはもうやめましょう。
受験勉強に参考書収集をするのはもうやめましょう。
考えることを他人に任せて思考を放棄するのももうやめましょう。
努力に無駄などありません。
反復と繰り返しの中で、時にベクトルを間違えることもあるでしょう。でも間違えたなら間違えたなりの景色が見えてきます。
愚直な努力の中で答えが見えてくるものです。
逃げるのをもうやめて、行動する気質を持ちましょう。
答えは行動にしかありません。
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