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田村麻美「ブスとお金」
タイトルのインパクト、著者の顔写真がカバー、そして何よりその画期的な内容で話題となった『ブスのマーケティング戦略』。
「東京都足立区で一番気さくな(自称)」税理士、お金の専門家の田村麻美氏が伝える女性たちへの経済指南――仕事を持ち自分の自由になるお金を得て、人生の舵を自分自身で取るために、今からできること、心がけることとは。物心ともに豊かな日々を送るためのヒント満載のエッセイ。
コロナ禍で職環境が激変、各家庭の経済的ダメージが深刻化する今、必読の好評連載。

一生添い遂げられる配偶者はどう見抜く?

ブスとお金 第14回

妻の美人・不美人にかかわらず、夫は不倫するもの!?

不倫、借金、暴力……。
離婚の原因はさまざまだろうが、結婚生活は、いつ破綻するかわからないものだ。
できれば離婚せず、一生一人の人と添い遂げたい。
一般的に言って結婚するときはそう思う人が多いだろう。
では、どうやって一生添い遂げられる配偶者を選べばいいのか。

今回のお題は、配偶者選びである。
これは、男女問わず優先度の高いテーマかもしれない。

失敗しない配偶者選びのコツ。
それが簡単にわかるのなら離婚がこれだけ多いわけがない。相手を嫌悪しつつも、諸事情により暮らしている夫婦がこれほど多いわけがないし、夫婦は十人十色なのだが、あえて考えてみたい。

結婚する時は「一生一緒にいよう」と言い合った男女が、数年後、もしくは結婚早々いがみ合う。
でもこれは感情をもった人間同士が一緒になるのだから、仕方ないことにも思える。
実の親とだって喧嘩をするわけだから、たとえ好き合ったとしても、赤の他人と喧嘩をしないわけがない。
そのいがみ合いを解決できるか、あるいはやり過ごせるか、もしくは諦めるかで結婚の継続いかんが決まる。

将来、いがみ合う可能性があるとわかっていても、結婚したいと思うのが人間なのである。
結婚をしないという選択肢ももちろんあるのに、結婚を選択するわけである。
いや、「好き」の気持ちが盛り上がっているときは、自分たちは大丈夫だと謎の確信を持つから結婚できるのかもしれない。
まあそんな錯覚がなければ、子孫も増えないわけであるが。

テレビをつければ、熟年離婚、不倫。
そんな言葉が飛び交っている。

「よそのおうちは大変ねえ。あんな綺麗な奥さんでも不倫しちゃうのねえ」
と煎餅でも食べながら、妻はテレビを見て笑ってみているのだろうか。
まさか、自分の夫が不倫をする(不倫できる)なんて思ってもいないのだろうか。
しかし、夫の気持ちがわかるのは夫だけだ。
奥さんが美人不美人に関係なく、理性が吹っ飛び火遊びをしてしまうこともあるだろう。
まさかこんな冴えない中年の夫が不倫?
でもあなたも冴えない中年のおばさんなわけである。夫がよそを向かないでいられようか。
美人な奥さんを持つ夫ですら不倫をしてしまう世の中なのだから、不美人な妻である自分をもっと客観視したいもの……。

世の中で起きている離婚・不倫。つまり、妻からしたら夫の裏切り。
それはいつでも自分の身にふりかかることだと考えておくことが、結婚のコツではないだろうか。

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田村麻美

たむら・まみ●1984年埼玉県生まれ。立教大学経済学部卒業後、同大学院で経済学研究科博士課程前期課程修了。2015年に東京都足立区にTRYビジネスソリューションズ株式会社を設立し、税理士として活躍中。夫と娘の3人家族。自身の顔写真をカバーにしたデビュー作『ブスのマーケティング戦略』(2018年12月刊/文響社) は、「ブスが幸せな結婚&ビジネスでの成功」を叶えるための戦略を論じた画期的なエッセイ。刊行直後から話題となりロングセラーとなっている。「ブス」という現実に向き合い、あきらめず、粘り強く努力を続けた経験から、「がんばるブスたちが輝く日本をつくりたい」という骨太のライフワークを実践中。
http://tamuramami.com/

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