2020.6.11
メディア初登場! 発見不可能な路地奥のレストランで究極の“まかないアラカルト”を〜Take daikanyama
さて、なにやら鴨のおいしい匂いが漂ってまいりました。
カウンターにいるとこれがたまらないんですよ。
メインはワガママを言ってマグレ鴨とまるみ豚のロースを焼いてもらいました。
付け合わせは白菜の菜の花。
菜の花って様々な野菜にあるものなのですって。
火入れにとことんこだわったマグレ鴨にはマルドンの塩を振っただけのシンプルな味付け。
だから脂の旨さと鴨の野性味が際立っています。
宮崎のまるみ豚は逆にやわらかくて優しい味。
これだけ厚みがあるのにこの食感に仕上げられるってすごい。
Takeで振舞われるのは料理人さえ唸らせる“究極の賄い料理”。
どんな料理にもおいしくなる為のひと工夫があります。
食べているとおいしくって幸せで、お腹いっぱいになりたくないと思うのです。
「僕は失敗続きの人生でしたが、助けてくれる妻がいて仲間や知人がいて、いまは休みもなく妻と一緒に店か家にしかいませんが楽しくて幸せです」
と言うタケさんと話をしていると“すべてはご縁”なんだなと思います。
食材も生産者さんも仕入れ業者さんも修業先もロゴのデザイナーさんもお店も、もちろん亜希子さんも、すべて素敵な出逢いが寄ってくる感じ。
かく言う私もこのお店で素敵なご夫婦とお友達になりました。
厨房のタケさんがスプーンでまな板とかを叩いてトットトトトトトと音を鳴らしたら絶好調のサイン。
この音を聴けるだけでも最高ですね!