2019.1.24
昭和漂う空間でおいしく食べて飲んで歌うけどカラオケにあらず! 〜歌京〜
東京・麻布十番、鳥居坂下の交差点付近は私の出没率がかなり高いエリア。そこにBARでもない、居酒屋でもない、レストランでもない、カテゴリーにはめられないけれど、なぜかふらりと遊びに行きたくなるお店があります。
その名は「歌京」。
歌とありますがスナックでもカラオケ屋でもありません。
論より証拠、まずはお店をご覧あれ。
地下へ降りようとすると聖子ちゃんやBOOWY、杏里にTM Networkなど懐かしのレコードジャケットが飾られているのが目に入ります。
大抵の人はこの段階で「え、このお店って何?」と思われるでしょうね。
こちらが入り口です。知らないとちょっとだけ入るのにドキドキしてしまう雰囲気がありますが……、
店内はレコード、バッグ、洋服、ラジカセ、コーラの瓶、タバコなどなど〝昭和″を思い出させるグッズであふれています。
席につく人の多くが、まずこれらについて「懐かし〜」「持ってた〜」と嬉しそうな声を。続いて「あの時さ〜」「あの店行ってた?」と、それらについての思い出話に花が咲きます。
DJがかける曲は70年〜90年代のJ-POPが中心。
山口百恵さんの「いい日旅立ち」が流れるとなんとなく口ずさんでみたり、♪じゃかじゃんじゃんじゃん〜とモー娘。の「LOVEマシーン」がかかると誰かがエアーマイクで歌い出す。するといつしか店中大合唱。
それを楽しそうに眺めながらしっぽりカウンターで話し込んでいる人もいたりして、とにかくここは何でもあり! みんなが思い思いに楽しむお店なのです。