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アラフォー婚活では、割り勘論争からはもう卒業しよう【超実践! アラフォー婚活のかなえ方 vol.7】

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「割り勘だと女性として見られていない気がする」の正体

「おごってくれないと女性として見られていない気がする」。これはよく聞くセリフですが、冷静に考えると初対面の方にごちそうになるいわれもないわけで、なぜこのような考えになるのかをも考えてみましょう。

これはケビ子の仮説ですが「おごり」は結婚した後の「生活の面倒を見る行為」を想像させて「与えられる幸せ」をイメージするのではないでしょうか。そこから転じて「おごる=相手を大切にする」と判断します。
一方で割り勘だと結婚後のイメージが「幸せにしてもらう」より「責任分担」とイメージしてしまい、期待していたのと違うために「この人は無し」と判断するのではないでしょうか。

「結婚後の保護者としての役割」を男性に期待する傾向が強い場合は初対面での割り勘は「頼りない」「女性として見られていない」という印象を与える場合があります。
また中には、「おごってもらえる=魅力的・価値がある」と無意識に結びつける心理があり、割り勘だと「女性として扱われていない、価値がない」と感じてしまう。「選ばれる側」としての不安が自己防衛的に関係を終わらせて、「ケチ!頼りない!」と文句を言って自己正当化を図るのではないかと考えます。

女性が「デートのための準備にお金がかかる(だからデート代は出してほしい)」と言う主張(例:美容院、ネイル、メイク用品、服、アクセサリーなど)については男性からすれば「生活コストの延長」だと思う人も多いのが事実です。一方でコストの問題よりもデートのためにあれこれ考え準備した、そのプロセスを評価してもらいたいと考える女性が多いのは理解できます。
しかしアラフォー婚活はその思考から一歩出て、ご自身の人柄をアピールしていきたいものです。

ケビ子自身が婚活をしていた時も「割り勘論争」は悩ましい問題で、周囲の男衆に聞いて回りました。
そこで言われた回答をまとめます。ケビ子自身も頭の整理ができて大変参考になりました。

男性がおごる場合の理由
1)好意の発露
2)借りをつくりたくない
3)相手関係なく男性だから支払う
4)次はないと思ったから金銭でモメたくない

このような回答を得ました。わが夫にも聞いてみたところ、2)の「借りをつくりたくないから、あとくされないように支払う」という回答で心底驚きました。確かに夫は食事はごちそうしてくれましたが、借りをつくりたくないからという理由だとは思わず「いろんな人がいるもんだねえ!」と声を張り上げた記憶です。

割り勘が果たして借りなのかも謎ですが、このような感覚の人もいるという事例です。

また、男性がおごらない場合の理由としては
1)おごりを当てにする女性かどうかを見たかった
2)タイプじゃない。次はないからおごらない
3)交際前はおごらない。交際後は彼女になるからおごる
4)いずれ割り勘にしたいから最初からかっこつけず受け入れてくれるかを見たい
5)単純にお金がない

このような回答を得ました。1)は割とお金があるイメージの男性からの回答。お金目当ではなく人柄を見て欲しい気持ちが大きいとのことでした。この方は極端な事例かもしれませんが、おごるかおごらないかはお金を払うだけの話ではなく、その裏側にはそれぞれの思惑があることがわかります。

なんとなくおごったほうがイメージがいいからおごりました。というケースもあるでしょうから一概には言えません。だからこそこの論点を問題視するのはやめて「自分で食べたものは自分で支払う」という基本スタンスに立ち返りましょう。

結果としておごってくれたら素直にうれしいし、割り勘でも気楽です。ここまで書いて思うのは、こういう議論の時に女性がおごるという選択肢はまだまだ少数派ということです(先の意識調査によると、「女性の支払いを基本にする」は男性6.7%、女性4.5%)。それだけでもジェンダーギャップというのは根強いのだなあと感じています。

男性が支払いを女性に求めたり、割り勘が1円単位で不愉快な気持ちになったなら「いつもこんな感じですか?」とむしろ会話のフックとして相手に聞いてみてもいいでしょう。
あなたが嫌な気持ちになったなら次はないわけですから、リサーチ代と思ってその相手から情報を取れるだけ取るのも賢い考え方です。

割り勘論争の背景に思いを巡らせて、その背景にはいろいろな考え方があることを想像しましょう。初対面の支払い状況で相手の価値観を決めつけることはせず、いいなと思う人だったらなおさら相手を深く知るきっかけとしたいものです。

次回に続く
連載第8回目は婚活の実践テクニック編。6月4日公開予定です。

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カモチケビ子

42歳の時に本気で婚活を始める。数々の挫折や苦悩を乗り越え、43歳の誕生日に交際スタート、半年でプロポーズされ、結婚に至った。自身の体験から、成功の秘訣や結婚するまでに出会った男たちのエピソードをマリソルオンラインで「アラフォーケビ子の婚活記」として連載。好評を博し、7年前から現在も続く長寿連載になっている。現在は本業の傍ら、婚活のセミナーやSNS、配信などを通して迷えるアラフォー女性婚活民にアドバイスを行っている。
インスタグラム:@kbandkbandkb
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