よみタイ

2024/11/26

海と生きる 「気仙沼つばき会」と『気仙沼漁師カレンダー』の10年

唐澤和也

判型
四六判ソフトカバー
頁数
272ページ
ISBN
978-4-08-788107-3
価格
2,420円(税込)
発売日
2024年11月26日

国内外で多くの賞を受賞した『気仙沼漁師カレンダー』全10作の舞台裏を綴る感動ノンフィクション

試し読みはこちらから!
「プロローグ ふたりのてづいっつぁん」
「1章 白い漁船 前半」
「1章 白い漁船 後半」



「作り手の本気が伝わるカレンダー。 そのドキュメントを一気に読みました。 最後には、漁師さんの向こうにある美しい海が残りました」(樋口可南子・俳優)

藤井保・浅田政志・川島小鳥・竹沢うるま・奥山由之・前康輔・幡野広志・市橋織江・公文健太郎・瀧本幹也――日本を代表する10名の写真家が撮影を担当し、2014年版から2024年版まで全10作を刊行。国内外で多数の賞も受賞した『気仙沼漁師カレンダー』。

そのきっかけは、地元を愛する女性たちの会、「気仙沼つばき会」の「街の宝である漁師さんたちを世界に発信したい!」という強い想いだった。
本人たちいわく「田舎の普通のおばちゃん」たちが、いかにして『気仙沼漁師カレンダー』プロジェクトを10年にわたり継続させることができたのか。
被写体となった漁師、撮影を担当した10名の写真家、「気仙沼つばき会」ふくむ制作スタッフなど徹底取材。
多数の証言でその舞台裏を綴る。元気と感動と地方創生のヒントも学べるノンフィクション。

10名の写真家が選んだカレンダーでの思い入れの深い写真や、単独インタビューも掲載。写真ファンにとっても貴重な一冊でもある。

書籍のカバー・表紙は第44回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・岩根愛が撮影担当。こちらも注目だ。

唐澤和也

からさわ・かずや●1967年、愛知県生まれ。 明治大学卒業後、広告代理店勤務を経てフリーライターに。
単著に『負け犬伝説』『マイク一本、一千万』(ともに、ぴあ)、 企画・構成書に、爆笑問題・太田光自伝『カラス』(小学館)、 田口壮『何苦楚日記』(主婦と生活社)、 森田まさのり『べしゃる漫画家』(集英社)などがある。

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